2023年3月16日
【ドル/円】：下値リスクが点灯中。下値抵抗にも注意。
ドル/円は前日の陽線を打ち消して陰線引けとなり、この足が日足、週足の上値抵抗ポイントである135.00-10にぶつかっています。下値リスクがより高い状態に戻していますが、一方で、1/16に付けた127.23を基点として下値を切り上げる流れを守っており、130円割れで終えない限り突っ込み売りに注意が必要です。 金融システム不安が欧州（スイス、ドイツ）にも飛び火しており、上下に振れる展開ですが、136.50超えで終えるか、130円割れで終えない限り、上下に振らされながらもレンジ内で推移する可能性も高いと見ています。 ドル買いは損切りが付いたので1日様子見です。売りは134.20-30の戻り待ちとします。損切りは134.80で浅めに撤退です。 日足の上値抵抗は134.60-70，135.00-10，135.40-50に、下値抵抗は133.00-10，132.20-30，131.40～131.60にあります。
【ユーロ/円】：下値リスクがやや高い状態。突っ込み売りにも注意。
ユーロ/円は値幅が5円を超える大陰線の出現となり下値リスクの高いものですが、実体ベースでは日足、週足の下値抵抗である140円台を守っており、突っ込み売りにも注意が必要です。買いは損切りが付いたので1日様子見か139.40に損切りを置くなら140.00-10まで引きつけて軽く押し目買い。売りは1日様子見か142.30-40まで引き付けて。損切りは143.10で撤退です。上値抵抗は141.50-60，141.80-90，142.30-40，143.00-10に、下値抵抗は140.30-40，140.00-10，139.60-70にあります。全て下抜けて終えた場合は中期トレンドの変化に要注意。短期トレンドは142.50超えで終えれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、144.20超えで終えるまでは下値リスクを残します。
【ユーロ/ドル】：下値リスクが再び点灯。
ユーロ/ドルは値幅の大きい陰線引けとなりました。1.0550-60の抵抗を実体ベースで守っていますが、値動きの中でこれを下抜けており、下値リスクが点灯中です。買いは損切りが付いたので様子見です。売りは1.0630-40で戻り売り。損切りは1.0680で浅めに一旦撤退です。上値抵抗は1.0630-40，1.0670-80，1.0720-30に、下値抵抗は1.0550-60に軽い抵抗が，1.0500±10ポイント、1.0420-30に強い抵抗が控えており、1.0400を割り込んで終えない限り、突っ込み売りにも注意が必要です。1.0750超えに実体を戻して引けるまでは下値リスクにより警戒が必要です。また、1.0400を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。
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