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ドル/円3分早わかり「ドル円、上値に抵抗-米国NY連銀景気指数・小売売上高・卸売物価指数」2023年3月15日発表

この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を3分でわかりやすく解説する番組です。
平日21:00よりTEAMハロンズLIVE番組【実践リアルトレード】を配信しています。テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せしています。チャットでお受けしたご質問もお答えします。
お時間がありましたら、ぜひご参加ください!!
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ドル円、上値に抵抗-米国NY連銀景気指数・小売売上高・卸売物価指数

動画要旨

米国NY連銀景気指数・小売売上高・卸売物価指数

3月15日、21時30分に米国で3月NY連銀製造業景気指数、2月小売売上高、2月卸売物価指数が発表されます。米大手地銀の破綻で、市場では来週のFOMCの利上げ幅に関する意見が分かれる中、発表される経済指標がどの程度のインパクトをもたらすかは定かではありませんが、製造業の景況感、個人消費、物価動向と、足許の米経済のすう勢を俯瞰(ふかん)して判断できるため、見逃せません。

また、米金融当局が預金の流出防止策を発表し市場の不安を取り除こうとする中、投資家の視線がファンダメンタルズへ戻るのかも注目されます。

米国NY連銀景気指数・小売売上高・卸売物価指数を見る上でのポイントは3つ

米国NY連銀景気指数・小売売上高・卸売物価指数のポイント

1つ目は、2月のNY連銀製造業景気指数は-5.8と、前月の下げが大きかった反動から大きく改善しましたが、高金利による生産抑制など製造業活動の縮小は続いています。また、雇用指数が悪化し製造業のレイオフが意識されました。

2つ目は、1月の小売売上高は大きくリバウンドしました。特に自動車・部品販売の伸びがヘッドラインを押し上げました。底堅い個人消費は経済の健全性という点で好ましい兆候と評価する声がありました。
ただ、今月は自動車販売がさえなかったほか、消費者信頼感指数が低調だったため、消費は盛り上がりを欠いたようです。

3つ目は、1月卸売物価指数は最終需要が前月比0.7%上昇しました。財(モノ)の価格上昇が要因で、悪天候によるサプライチェーンの混乱が影響した可能性があります。
しかし、2月は天候が総じて落ち着いていたこともあり、物価の押し上げ圧力は和らいでいると見られます。もっとも、利上げによる借入コスト上昇分を価格転嫁する流れもあるため、最終需要品の価格低下ペースは緩やかもしれません。

ドル/円の反応

米国NY連銀景気指数・小売売上高・卸売物価指数

米国NY連銀景気指数・小売売上高・卸売物価指数への反応
TEAMハロンズとしては、全体的には1月の大幅なリバウンドの反動が出る可能性が高いとの見方から、発表直後は下方向に反応するのではないかと考えます。もっとも、米国のシステミックリスクを巡るニュースへの感応度が高いため、ヘッドライン次第では指標への反応が限定されることもあります。

3分早わかり過去の結果

過去の3分早わかりの結果
※過去10回分を表示、更新日2023年3月13日
※この文章は情報提供を目的としており、見通しはあくまでも個人的な見解に基づいたもので、結果を保証するものではありません。投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

LIVE配信のご案内

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Teamハロンズ
円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X(Twitter)アカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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