2023年3月13日
【ドル/円】：下値リスクが点灯中。134円割れで終えた場合は一段の下落へ。
ドル/円は直近の日足が値幅のやや大きい陰線引けとなり、この足が135.50-60の日足の抵抗を下抜けて終えており、下値リスクが点灯中です。終値ベースでは135.00-10の週足の抵抗を下抜けていませんが、シリコンバレーバンクの破綻を受けてシドニー市場ではドル売り圧力が強まっており、一段の下落リスクに注意が必要です。134.10-20に日足の下値抵抗がありますが、134円割れで終えた場合は一段の下落リスクが点灯します。 短期トレンドは136.00超えで終えれば下値リスクが軽減されますが、136.50超えで終えるまでは“ドル強気”に変化しません。 ドル買いは様子見です。ドル売りは134.80-90の戻り待ちとします。損切りは135.30で浅めに一旦撤退です。 日足の上値抵抗は135.00-10，135.70-80，136.20-30に、下値抵抗は134.10-20，133.20-30，132.00-10，131.50-60にあります。
【ユーロ/円】：下値リスクが点灯中。
ユーロ/円は実体の小さい陰線引けとなり、この足が144.00-10の下値抵抗を下抜けて終えていること、上ヒゲがやや長く、上値トライに失敗して押し戻されていることや、値動きの中で143.50-60の抵抗を下抜けており、短期トレンドが変化し始めています。142.00-10に強い抵抗がありますが、下抜けて終えた場合は140円方向への一段の下落リスクが生じます。買いは様子見か142.00-10まで引きつけて。損切りは141.70で浅めに撤退です。売りは144.00-10で戻り売り。損切りは144.80で一旦撤退です。上値抵抗は144.00-10，144.80-90，145.20-30に、下値抵抗は142.70-80，142.00-10，141.30-40にあります。145円台に実体を戻せば下値リスクがやや後退、145.50超えで終えれば“強気”に変化します。逆に142.00割れで終えた場合は一段の下落リスクが点灯、140円を割り込んで越週するか、139.00割れを見た場合は中期トレンドも変化します。
【ユーロ/ドル】：戻り売り方針継続。1.0750超えで終えれば下値リスクが後退。
ユーロ/ドルは陽線引けとなり続伸して引けましたが、上ヒゲがやや長く上値トライに失敗して押し戻されています。シドニー市場ではSVBの破綻を受けたドル売りで再び先週末の高値圏まで戻していますが、トレンドの変化が確認出来ないので買いは様子見です。売りは1.0720-30で戻り売り。損切りは1.0760で撤退です。上値抵抗は1.0700-10，1.0720-30，1.0740-50に、下値抵抗は1.0650-60，1.0590-00，1.0550-60にあります。1.0750超えで終えれば下値リスクが後退して1.0800超えにある強い抵抗をトライする動きへ。
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