2023年3月8日
【ドル/円】：一段の上昇へ。ドルの押し目買い方針継続。
ドル/円は、実体を136.70超えに置く高値引けの陽線で切り返しています。136円台での揉み合いを上抜けて一段の上昇に繋がり易くなっており、ドルの押し目買い方針継続とします。但し、138円台から厚くなる上値抵抗にも注意が必要です。このラリーでの上値余地は最大で139.20～139.40と見ています。可能性がまだ低いと見ますが、135円割れで終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクがやや高くなります。134.50以下の越週か134.00を割り込んで終えた場合は“ドル弱気”に変化して下落幅拡大に繋がり易くなります。 ドル買いは136.70-80で押し目買い。下値余地を136.20-30近辺まで見て置く必要があります。損切りは135.90で撤退です。ドル売りは様子見です。 日足の上値抵抗は137.50-60，138.10-20，138.50-60に、下値抵抗は136.50-60，136.00～136.20，135.40-50，135.00-10にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針継続。
ユーロ/円は小反落。下げエネルギーの強いものではありませんが、145.40-50の抵抗にぶつかっており、これを上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難いでしょう。トレンドの変化が認められないので、押し目買い方針継続とします。買いは144.10-20の押し目待ち。損切りは下値リスクが点灯する143.40に置く必要があります。売りは様子見か145.30-40まで引き付けて。損切りは145.80で浅めに撤退です。上値抵抗は145.00-10，145.30-40，146.00-10，146.70-80に、下値抵抗は144.40-50，144.10-20，143.50-60にあります。145.50超えで終えれば一段の上昇へ。逆に、144円を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯、143.50割れを見た場合は短期トレンドが変化します。
【ユーロ/ドル】：戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは安値引けの陰線で終え、この足が1.0550-60の下値抵抗を僅かに下抜けて終えており、立上げの可能性を打ち消しています。損切りは付いていませんが、買いは様子見です。売りは1.0580-90で戻り売り。損切りは1.0620で浅め一旦撤退です。上値抵抗は1.0560-70，1.0590-00，1.0640-50に、下値抵抗は1.0530-40，1.0480-90，1.0440-50，1.0400-10にあります。調整下げに留まるなら1.0400を大きく割り込まない可能性が高くなりますが、1.0300を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが点灯します。短期トレンドは1.0750超えで終えない限り、変化しません。
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