目次
▼ドル/円の見通し
▼ドル/円の予想 まとめ
▼ドル/円見通し動画
ドル/円の見通し
本日はまず、お知らせがあります。この動画について、普段は基本的には午前中に1日のトレード戦略として配信していましたが、来週からは基本的に『ニューヨーク市場』をメインに分析して配信していきます。公開する時間帯につきまして、おそらく19時前後に相場の分析をして配信する予定となります。若干欧州時間も入りますけれども、ニューヨーク時間でのトレード戦略ということで分析をして配信していこうと思います。皆さまどうかよろしくお願いします。
では、本日のドル円のトレード方針を見ていきましょう。まず、こちらのドル円の60分足をご覧ください。昨日の値動きを簡単に振り返りますと、昨日の動画で「134円を上抜けてくるようであれば、さらに上昇する。下押す場合、133円60銭前後で反発したら押し目買いを狙う」とお伝えしました。実際にその通りの動きとなり、133円60銭付近がサポートになって反発、134円を上抜けたところで134円の47銭前後まで続伸しています。大きく上昇した要因としては、昨日ニューヨーク市場でアメリカの1月生産者物価指数が予想を上回る結果だったことや、アメリカの地区連銀総裁からタカ派発言が相次いだことで来月FOMCでの0.5%利上げの可能性が浮上したことなどからドル買いが強まっています。上昇後は調整売りが入ったとはいえ、現時点では再びドル買いが優勢となって(収録時点では)134円30銭台で高止まりしています。
相場は、ドル買い強気という状況は変わりありません。しがたって、本日も引き続き、基本的にはドル買い目線で構えつつ、押したところを買っていく、もしくは直近高値をブレイクしたところで買っていく、といったところを考えたいと思います。
まず押し目のポイントとして、一つ目は10・20本移動平均線が位置する134円前後、二つ目は昨日もお伝えした133円60銭付近です。これらで反発するようであれば、押し目買いを狙っていく考え方です。
また、直近高値をブレイクした場合ですが、できればサポートからレジスタンスに切り替わって上値を伸ばす場面があれば、買い目線となります。その場合は現時点での今年高値である134円77銭付近が上値の目処として意識されますので、この利益確定のポイントも注意して意識しておきましょう。
ドル/円の予想 まとめ
上昇基調が継続する中、引き続き買い目線で考えたい局面です。ただし、134円後半で若干上値が重たい印象を受けますので、直近高値を更新して反落する可能性には注意が必要です。
ドル/円見通し動画
番組紹介
外為どっとコム総合研究所の研究員、宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)が、動画でチャート分析を行います。FX初心者の方にも分かりやすいよう、予想の値動きを示し、FX為替予想を行います。
動画配信期間:2023/2/17~
💬宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい):Twitter
https://twitter.com/gaitamesk_ueha
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宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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