ドル高中南米安に押されるも、その後ペソ買い=メキシコペソ
対中南米通貨に対してもドル高の動きが見られた。大統領の社会経済改革への抗議で大規模デモの起きたコロンビアや、景気鈍化懸念の見られたチリペソなどが対ドルで売られる場面が見られた。
メキシコペソも序盤はドル高ペソ安。東京午前の1ドル＝18.50ペソ前後からの上昇が続き、一時節目の18.70を超えてドル高ペソ安が進んだ。その後はペソ買いが入り、18.57台まで下げて東京朝を迎えた。メキシコ中銀副総裁がメキシコのインフレリスクはまだ上方向と示したことなどがペソ買いを誘っている。
ペソ円はドル円が134円台にしっかりと乗せる中で上昇。
USDMXN 18.587 MXNJPY 7.219
（配信：みんかぶFx 2023/2/16（木） 7:04）
ドル全面高基調もあり、ドル人民元もしっかり=中国人民元
ここにきての米指標の軒並みの強さもあり、ドルはほぼ全面高の展開となっている。ドル人民元も昨日6.85台にしっかりと乗せてきた。今朝の中国市場は朝方ポジション調整などに6.84台に落とす場面が見られたが、すぐに大台を回復している。
対円ではドル円の上昇もあって19円60銭前後を受けた後、ドル円の調整などに押され19円52銭前後まで。
USDCNY 6.8514 CNYJPY 19.550
（配信：みんかぶFx 2023/2/16（木） 10:39）
市場予想に反した追加利上げ示唆を受けたクローナ高傾向を警戒=スウェーデンクローナ
先週スウェーデン国立銀行（リクスバンク）金融政策会合で、市場予想通りの利上げが実施された後、声明では今後の追加利上げ姿勢が示された。市場では今回の利上げでの打ち止めを大方の見通しとしていたため、声明公表後にクローナ買いが進行、その後先週末から今週初めにかけては買い戻しの場面も、クローナ高基調が維持され14日に10.25前後と先週の安値を割り込んでドル安クローナ高が進んだ。その後はドル買いが目立っており、直近10.40前後での推移。ただ、先週の会合前に付けていた10.60前後での推移に戻しておらず、基調はまだドル安クローナ高傾向と見られる。
対円ではドル円の上昇もあってしっかり、直近12円80銭台と昨年12月以来の水準での推移。
SEKJPY 12.866
（配信：みんかぶFx 2023/2/16（木） 16:16）
消費者物価指数の強さを受けたクローネ高一服=ノルウェークローネ
ノルウェーは10日発表の消費者物価指数が予想を大きく超え、税金とエネルギーを除いた基礎CPIがノルウェー史上最高水準となる6.4%を付けたことを受けたクローネ買いが一時強まり、今週初めに1ドル=10.05クローナ前後を付けた。
その後は米消費者物価指数を受けたドル高などもあってドル高クローネ売りが入り、10.25前後まで回復。直近は10.20前後での推移。
今後の利上げ継続期待が広がる中、ある程度のクローネ買い意欲も、行き過ぎた動きには警戒感。
対円ではドル円の上昇傾向を受けてしっかり。今週初めに節目の13円を超えると、その後は13円10銭台を中心とした推移となっている。
USDNOK 10.202 NOKJPY 13.131
（配信：みんかぶFx 2023/2/16（木） 16:10）
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