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ドル/円3分早わかり「ドル上昇、継続性疑問-米国1月小売売上高/2月NY製造業景気指数」2023年2月15日発表

この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を3分でわかりやすく解説する番組です。
平日21:00よりTEAMハロンズLIVE番組【実践リアルトレード】を配信しています。テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せしています。チャットでお受けしたご質問もお答えします。
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ドル上昇、継続性疑問-米国1月小売売上高/2月NY製造業景気指数

動画要旨

米国1月小売売上高/2月NY製造業景気指数

2月15日、22時30分に、米国の1月小売売上高と2月NY連銀製造業景気指数が発表されます。
小売売上高は、米商務省が発表する指標で、大小様々な規模の小売店の売上を月ごとに測定する指標です。米国では個人消費がGDPの約3分の2を占めと言われ、その動向は経済状況の目印となります。また、NY連銀製造業景気指数は、NY州の製造業者、約200社を対象にした調査で、製造業部門の景況感を測定しています。どちらも、速報性が高いため市場で注目されます。

米国1月小売売上高/2月NY製造業景気指数を見る上でのポイントは3つ

米国1月小売売上高/2月NY製造業景気指数のポイント

1つ目は、12月の小売売上高は総合が前月比で-1.1%、自動車を除いた売上高も前月比-1.1%と、米国の消費減速懸念を高めました。金利上昇で年末商戦の先喰いが早くから始まった影響や、大寒波の影響で外出を控えた消費者が多かったため、モノの売上が減少したことが影響しました。

2つ目は、消費者信頼感指数やミシガン大学消費者態度指数が底堅い結果だったことから、消費者マインドの後退は限定されていると見られます。また、雇用拡大が続いているほか、好調な自動車販売、ガソリン価格上昇によるガソリンスタンドの売上増が期待されるなど、自動車関連中心に売上高は持ち直すとの見方が優勢です。

3つ目は、1月のNY連銀製造業景気指数は-32.9と2020年6月以来の水準へ落ち込みました。先行きの新規受注は僅かに持ち直したものの、それ以外の多くが低迷しており、製造業への逆風は続いています。
かなり悲観的になり過ぎた部分があり、前月からは改善する見込みですが、それでも景気縮小と判断されるマイナス圏に留まる見込みで、苦しい状況に変わりありません。

ドル/円の反応

米国1月小売売上高/2月NY製造業景気指数

米国1月小売売上高/2月NY製造業景気指数への反応
TEAMハロンズとしては、自動車販売を中心に売上高が持ち直すとの思いから、発表直後はドル高で反応しやすいと考えていますが、製造業の弱さから、ドル買いも長続きしないのではないかと見ています。

3分早わかり過去の結果

過去の3分早わかりの結果
※過去10回分を表示、更新日2023年2月13日
※この文章は情報提供を目的としており、見通しはあくまでも個人的な見解に基づいたもので、結果を保証するものではありません。投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

LIVE配信のご案内

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Teamハロンズ
円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X(Twitter)アカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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