2023年 2月 13日
【ドル/円】：上値余地を探る動き。上値抵抗に注意。
ドル/円は直近の日足が、実体が小さく下ヒゲの非常に長い陰線引けとなりました。下値トライに大きく失敗した形となり、この反動で上値トライの可能性に繋げています。また、130.50-60の日足の下値抵抗を実体ベースで守って終えていますが、上値も切り下げており、下値リスクを残した状態です。132.00超えで終えれば下値リスクがやや後退、132.50-60の抵抗を実体ベースで上抜けて終えれば、短期トレンドが“ドル強気”に変化して上値余地がさらに拡がり易くなります。逆に130.40以下で終えた場合は下値リスクがやや高くなり、米雇用統計発表時にすり抜けた128.50～129.90ゾーンの足元を固め直す動きへ。 ドル買いは130.40-50まで引きつけて。損切りは129.70で撤退です。ドル売りは131.50-60の戻りを売って132.10で一旦撤退するか、131.90-00の戻り待ちとします。この場合の損切りは132.70で撤退です。 日足の上値抵抗は132.00-10，132.50-60，133.40-50に、下値抵抗は130.50-60，129.90-00，129.20-30，128.50-60にあります。
【ユーロ/円】：上値余地が限られる可能性。
ユーロ/円は陰線引けとなり、上値を切り下げています。下ヒゲがやや長く139.50-60の下値抵抗にも跳ね返されていますが、トレンドが弱いので買いは様子見です。売りは141.00-10の戻り待ちとします。損切りは141.60で浅めに一旦撤退するか深い場合は短期トレンドが変化する142.10に置く必要があります。上値抵抗は140.60-70に軽い抵抗が、141.00-10，141.40-50，141.80-90に強い抵抗があります。下値抵抗は139.60-70，139.10-20，138.50-60，138.00-10にあります。全て下抜けた場合は新たな下落リスクが生じます。
【ユーロ/ドル】：上値の重い展開続く。戻り売り。
ユーロ/ドルは小反落。下げエネルギーの強いものではなく急落地合いにも繋がり難いと見ますが、下値リスクがより高い状態です。買いは様子見か1.0600-10まで引きつけて。損切りは1.0550で撤退です。売りは1.0700-10で戻り売り。損切りは1.0760で撤退です。上値抵抗は1.0700-10，1.0730-40，1.0770-80に、下値抵抗は1.0630-40，1.0600-10，1.0550-60にあります。短期トレンドは1.09台を回復して終えれば“ニュートラル”な状態に戻します。
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