【ドル/円】：ニュートラルから若干弱気に変化。

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2023年2月8日

ドル/円は、高値圏から値幅の大きい陰線が出ています。下値を切り上げる流れを維持していますが、3手前の大陽線の翌日に出来た「マド」を早々に埋めており、トレンドが思ったほど強くない可能性があります。130.50以下の越週か、130円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、128.40以下で終えた場合は新たな下落リスクに注意が必要となります。逆に132.50-60に強い上値抵抗が出来ていますが、実体ベースで上抜けて終えれば、“強気”の流れに戻して一段の上昇に繋がり易くなります。ドル買いは損切りが付いたので1日様子見か130.50-60で押し目買い。損切りは129.90で撤退です。ドル売りは131.90-00で戻り売り。損切りは132.60で撤退です。日足の上値抵抗は132.00-10，132.50-60，132.90-00に、下値抵抗は130.50-60，130.00-10，129.20-30，128.40-50にあります。

【ユーロ/円】：下値リスクが点灯。

ユーロ/円は続落。直近の陰線が昨年10月に付けた148.40を基点とするレジスタンスラインの下に再び入り込んでおり、下値リスクが点灯中です。下値を切り上げる流れを維持していますが、139.40-50の抵抗を下抜けて終えた場合は短期トレンドの変化に要注意。さらに、138円割れで終えた場合は“弱気”に変化して、135円方向への下落リスクが生じます。買いは損切りが付いたので1日様子見か、140.00-10まで引きつけて。損切りは139.40で撤退です。売りは141.30-40で戻り売り。上値余地を141.60-70まで見て置く必要があります。損切りは142.10で撤退です。上値抵抗は141.30-40，141.60-70，142.00-10に、下値抵抗は140.30-40，140.00-10，139.40-50にあります。短期トレンドは“ニュートラルから若干弱気”の流れに変化していますが、142.00超えで終えれば下値リスクがやや後退、142.50超えで終えれば“強気”に変化します。

【ユーロ/ドル】：下げ渋り。戻り売り方針継続。

ユーロ/ドルは寄せ線に近い形で終えており、上下の攻めに失敗して寄り付き水準に戻しています。下値リスクがまだ高いので買いは様子見です。売りは1.0760-70で戻り売り。損切りは1.0810で一旦撤退です。上値抵抗は1.0760-70，1.0800-10，1.0840-50に、下値抵抗は1.0700-10，1.0670-80，1.0630-40，1.0600-10にあります。短期トレンドは1.0900超えで終えれば“ニュートラル”な状態に変化しますが、1.1000超えで終えるまでは“強気”に変化しません。