前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯ごとの個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
2日の欧州・NY時間、前日のFOMCの結果を受けて、FRBが年後半に利下げに転じるとの思惑から、ドル売りが進行。ドル円は128.081円まで下落した。しかし、その後はBOE、ECBを受けて、ポンド、ユーロが主要通貨に対して下落し、相対的にドルは買われたため、ドル円は128.911円まで上昇した。本日アジア時間は、1月米雇用統計を控え、方向性の乏しい展開となっており、128円台でもみ合う展開となっている。
BOE・ECBの決定は市場ではハト派と受け止められ、ポンド、ユーロ共に政策金利公表後、下落した。
BOEは市場予想通り政策金利を0.50%引き上げ。声明では前回の「一段のインフレ圧力の兆候に対し必要に応じて強力に対応する」としていた表現を「今後はより持続的なインフレ圧力の証拠があれば、一段の金融引き締めが必要になる」に修正。
ECBは市場予想通り政策金利の0.50%引き上げを決定。声明では「金利は依然として安定したペースで大幅に上昇する必要がある」と指摘し、次回3月の理事会でもさらに0.50%の利上げを実施する意向を表明。ラガルドECB総裁は理事会後の会見で「インフレ見通しに対するリスクはより均衡した」「3月の0.50%利上げ後は経過をみていく」と発言。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。
市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)
ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。
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