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ドル円「日銀の共通担保オペでもレンジ相場は変わらない?」3分でわかる今日のドル/円 2023/1/31

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目次

▼ドル/円の見通し
▼ドル/円の予想 まとめ
▼ドル/円見通し動画

ドル/円の見通し

まずはドル/円60分足をご覧ください。昨日の値動きを振り返りますと、東京市場で一時129.20円前後まで急落しました。要因となりましたのは、経済界・労働界・学識者等の有志で組織する令和国民会議(令和臨調)にて『政府・日銀の共同声明見直しを提言する』と伝わると円買いが強まりました。背景には、今後、日銀による緩和修正が入るんではないか、そういう思惑が高まって円買いが強まり急落しました。ただ、その後は持ち直してニューヨーク時間には130.60円近まで上昇しました。現在は130円20銭台で推移しており、この値動き見てると、やはり130円後半で上値が重たい、一方で下値に関しては129円前半が底堅くなっております。つまり、『129円から131円のレンジ』との考え方は本日も変わらないと見ています。

ということで、レンジ下限付近では押し目買いを狙う一方、上限付近では戻り売りを狙う、という考え方です。

押し目買いのポイントになる水準ですが、130円前後そして129.50円の50銭前後であり、この水準で反発するようならば押し目買いを狙うポイントと見ています。一方で戻り売りのポイントですが、130.60円前後そして131円前後であり、これらの水準で反落するようであれば戻り売りを狙う、という考え方になってきます。

その中で本日注意したい時間帯があります。それが13時以降です。なぜかというと、13時に日銀による共通担保資金供給オペ5年物の実施がされます。

前回1月23日にも同じオペが実施されたのですが、その時どのような値動きになったかを見ますと、ドル/円は約1円ぐらい上昇しました。見やすいように15分足に切り替えますと、13時に供給オペに関して1兆円のオファーがあり、14時にその1兆円のオファーに対して3.1兆円の応札があり、ここから大きく上昇。結果的に1円ほど上昇したということになりますので、本日もこの供給オペが入った後に上昇する可能性がありますので、その点十分注意しておきましょう。

ドル/円の予想 まとめ

概ね129-131円のレンジ継続と見ますので、基本戦略はレンジの上下を意識した売買となります。ただし、日銀の供給オペには要注意です。動画で前回の動きを振り返りましたように、大きく動く恐れがある点はあらかじめ想定したうえで売買したいところです。

ドル/円見通し動画

番組紹介

外為どっとコム総合研究所の研究員、宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)が、動画でチャート分析を行います。FX初心者の方にも分かりやすいよう、予想の値動きを示し、FX為替予想を行います。

動画配信期間:2023/1/31~
💬宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい):Twitter
https://twitter.com/gaitamesk_ueha

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宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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