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ドル円130円台後半 日銀の資金供給策による長期金利低下で円安へ

ドル円130円台後半 日銀の資金供給策実施で長期金利低下

23日のドル円は、日銀が新たな資金供給策を実施し日本の長期金利が低下したことで一時130.89円前後まで上昇しました。

日銀は先週開かれた会合で「共通担保資金供給オペ」と呼ばれる金融機関に資金を貸し出す仕組みについて制度の拡充を行い、これまでより長い期間で貸し付けができるようになりました。

23日、拡充した資金供給策が初めて実施され、およそ1兆円の資金が供給されました。その結果、日本の長期金利が低下し、円を売る動きが強まってドル円は一時130.89円前後まで上昇しました。

ドル円上昇続くか 今夜発表の米PMIにも注目

先週の会合で日銀が大規模な金融緩和策を継続する姿勢を示したことで、市場では日米の金利差があらためて意識され、ドル円は円安に振れやすくなっています。そんな中、23日に日銀が新たな資金供給策を実施し、日本の長期金利が低下して円売りが加速する展開となりました。

日銀の金融政策の先行きについては市場でも見方が分かれており、今後の見通しが不透明な中、引き続き日銀の資金供給オペや長期金利の動きが注目されそうです。

また本日はこの後、米1月購買担当者景気指数(PMI)や1月リッチモンド連銀製造業指数が発表予定となっており、来週の米FOMCを前にアメリカ経済の実態を示すこれらの指標にも注目が集まります。

 
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