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ドル円「日銀会合後の最新分析」3分でわかる今日のドル/円 臨時便 2023/1/18

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目次

▼ドル/円の見通し
▼ドル/円の予想 まとめ
▼ドル/円見通し動画

ドル/円の見通し

まずはドル/円の60分足チャートをご覧ください。

USD/JPY 1時間足
本日はかなり急騰しています。日銀の金融政策決定会合にて、市場ではイールドカーブコントロール(YCC)に修正が入る、もしくは撤廃もありえるとの見方が浮上する中、結果は現状維持でした。その結果を受け、ドル円が大きく買い戻されいます。

結果発表前は128円台で推移していましたが、発表後に131.50円台まで上昇しています。この幅は3円以上に達する、大幅な上昇となっています。その後15時半から黒田日銀総裁の会見がありましたが、さほどインパクトのある発言がなかったということで、調整が進んで130円付近まで下落しています(動画収録時点)

本日これからの注目点ですが、やはり直近でドル/円が円高傾向となったのは、YCCなど金融政策に修正されるとの思惑から円高に振れていましたが、現状維持に決定したことで買い戻しが強まり、上昇しやすい展開になるのかと見ています。今注目されているポイントに関しては、
本日の日銀金融政策決定会合後の上げ幅にフィボナッチ・リトレースメントを引いてみますと、半値押しが130円付近となっており、一旦は注目されると見ています。

ここまで下げた場合に反発するのか、それともさらに下抜けて深い押しになるのかが、注目点と見ています。ドル/円は日銀が会合で現状維持を決定したところから買い戻されていますので、大きく下がるのも非常に考えにくいです。チャート形状的には、まずはこの半値押しの130円付近がサポートになって上昇に転じるのか、それとも下抜けるのかそこがまず注目ポイントになります。もし、130円で反発上昇し、38.2%押しの水準を上抜けてくるようならば、再び上昇に転じる可能性があります。その場合は買い方針を狙うことになるでしょう。ただし、130円を下抜けた場合は下値余地が広がりますので、130円割れ後に戻すも頭打ちとなって再び下落するようならば、短期的に戻り売りの目処となることもあります。

ドル/円の予想 まとめ

130円の水準に注目ですが、下落圧力が強い中ですので、この水準を割り込んだ後で値を戻しても上値重く反落するようならば、売りのエントリーポイントになるでしょう。とはいえ、130円を突破した場合は上昇に転じる可能性もありますので、方向感を見極めて買い方針に再び変えるかの判断も必要になってくると思います。

ドル/円見通し動画

番組紹介

外為どっとコム総合研究所の研究員、宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)が、動画でチャート分析を行います。FX初心者の方にも分かりやすいよう、予想の値動きを示し、FX為替予想を行います。

動画配信期間:2023/1/18~
💬宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい):Twitter
https://twitter.com/gaitamesk_ueha

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宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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