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ドル/円 先だし!午前の為替予想 2022/12/14


午前の為替予想は… ドル/円、米CPI後に急落 FOMCでも大変動を警戒

作成日時 :2022年12月14日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル円予想レンジ

133.800-137.200円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は終値ベースで約1.5%の大幅な下落となった。137.96円前後へと強含んで今月1日以来の高値を付ける場面もあったが、米11月消費者物価指数(CPI)が予想以上に鈍化すると134.65円前後まで急落。インフレ鈍化を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ打ち止めが近いとの観測が高まる中、米長期金利の大幅低下とともにドルが全面的に下落した。売り一巡後は135円台半ばへとやや値を戻して、本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちとなっている。

FOMCでは政策金利を4.25-4.50%へと50bp(0.50%ポイント)引き上げる見通しで、利上げ幅は前回までの75bpから縮小する可能性が高い。市場の関心は、経済見通しのインフレ予測と政策金利見通しで示されるターミナルレート(利上げの最終到達点)の予測値に向けられている。パウエルFRB議長の会見にも注目が集まると見られ、足元のインフレ鈍化に対する評価などが見どころとなりそうだ。市場はCPIの鈍化を受けて利上げ打ち止めとその先の利下げへの転換を織り込み始めているだけに、FOMCが期待したほどハト派化しなかった場合の揺り戻し的なドルの反発にも警戒が必要だろう。

いずれにせよ、FOMCの結果発表とパウエルFRB議長の会見が行われる日本時間28時からNYクローズにかけてはドル/円の値動きが激しくなる公算が大きい

今朝 最新のドル/円チャート

USD/JPY 30分足

ドル円 最新の為替チャート・FXチャート

 
kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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