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ドル円「注目は米CPI! 139円を越えるか、それとも135円を割るか」3分でわかる今日のドル/円 2022/12/13

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目次

▼ドル/円の見通し
▼ドル/円の予想 まとめ
▼ドル/円見通し動画

ドル/円の見通し

早速ですが、ドル円の60分足をご覧ください。

USD/JPY 1時間足

昨日の値動きを簡単に振り返りますと、注目していた137円前後の水準がレジスタンスとなって反落する場面もありましたが、NY市場で137円を上抜けると、レジスタンスがサポートに逆転し、137円付近を下値支持にして再び上昇すると、本日朝方に137.90円前後まで続伸してきました。

現在(収録時点)は137.70円台で推移しています。チャートから見るとかなりドル円は強気な状況になっていますので、本日は138円を試すかが1つのポイントになってきます。

ただ、今日は大注目の米11月消費者物価指数(CPI)の発表を22時30分に控えています。注目が集まっていますので、それまでは様子見で動きづらい日になるのかもしれません。とはいえ、これだけ上昇していますので、強気目線はCPIの発表までは続くと見ています。

そのため、基本的に下げてきたところは押し目買いを狙えると思っています。ポイントとして、137.50円付近、もしくは137.20円付近をサポートゾーンと見ています。ここまで下げて反発するようならば、押し目買いを狙っていく考え方になります。その後、これらの水準から上昇して138円付近に到達してきた場合、一旦は138円ちょうど付近は動きが出にくくなることも予想されますので、その場味は戻り売りが優先になるとの考えもあります。

また、上昇しても138円付近がレジスタンスとなって下落するようならば、短期的に戻り売りを狙ってもよいかと思っています。もっとも、下値は堅いと見ていますので、大きな下落にはつながりづらいところでもあります。そのため、短期的に戻りを狙う場合、138円を上抜けるとまっすぐに戻す可能性もあると見てますので、その時の勢い、もしくは仮に上昇後に下押しても138円付近をサポートに再上昇するのか、しっかり方向感を見極めて取引する必要があります。

本日の見通しとして、基本的には押し目買いを狙いつつ、138円付近での動向を確認しながら戻り売りを狙うのか、それとも再上昇の買いを狙っていくのかを見極ることになると見ています。

また、CPIが発表される22時30分以降は相場が荒れる展開も予想されますので、注意して取引を行っていきましょう。

ドル/円の予想 まとめ

137円を突破し、上値抵抗から下値支持に変えたことで、上昇の流れが続いています。こうした中、目先は一段と上値を伸ばせるか138円を巡る攻防の行方に注目です。

ただし、本日は米11月CPIの発表があります。市場の関心が集まっているだけに、発表前後は不意の乱高下に注意が必要です。

ドル/円見通し動画

番組紹介

外為どっとコム総合研究所の研究員、宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)が、動画でチャート分析を行います。FX初心者の方にも分かりやすいよう、予想の値動きを示し、FX為替予想を行います。

動画配信期間:2022/12/13~
💬宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい):Twitter
https://twitter.com/gaitamesk_ueha

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uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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