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ドル円「136円割れで三尊形成 ただ、底堅さから反発も」3分でわかる今日のドル/円 2022/12/9

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目次

▼ドル/円の見通し
▼ドル/円の予想 まとめ
▼ドル/円見通し動画

ドル/円の見通し

こちらのドル円の60分足をご覧ください。

USD/JPY 1時間足

昨日の値動きを簡単に振り返りますと、あまり動きがない展開となっています。下値は136.20円台で上値は137円台という、レンジの中で推移しました。ただ、この137円台の上値がかなり重たいという展開になっているので、本日も137円付近は抵抗になると見ています。

その中で、今136.30円付近まで下落してきています。136円前後が強いサポートになると見ていますので、この水準を下抜けるか、それとも反発するのかが、見極めどころと見ています。

また、ご覧のようなチャートを形成(頭が一つ、左右に肩がある)しています。(左右の肩を結んだ)ネックラインが136円付近なので、仮にネックラインを下抜けると、さらに下落しやすい形状になってきます。また、136円割れ後に戻してもネックライン付近で失速する場合は、三尊の形成が完了して売り圧力が高まりますので、このチャート形状にも要注意です。

本日のトレード方針に関しては、136円をめぐる攻防の行方が、注目点の1つになってきます。反発するようであれば逆張りで買っていく、下抜けた場合はその時の方向がしっかり見極めて売りを狙っていく、もしくは下抜けた後の戻りが136円前で失速する場合は戻り売りを狙っていきたいところです

下値目処に関しては、135.50円や135円ちょうど付近がポイントになります。また、上値に関してはこれ137円が重そうです。仮に一旦上抜けた場合でもすぐにまた137円を割る可能性もありますので、上抜けた場合でもしっかり様子を見てたいところでもあります。ローソク足の終値ベースで抜けるのか、その後勢いよく上昇してくるのか、そこまで確認する必要があるかと思います。

ドル/円の予想 まとめ

60分足チャートで三尊(H&S)が確認できる中、ネックライン相当の136円ちょうど付近を割ると一段の下げが予想されます。反対に上値は137円ちょうど前後がポイントです。流れが下向きに傾いている中ですので、反転上昇となるか、実体ベースで突破できるか見極めたいところです。

ドル/円見通し動画

番組紹介

外為どっとコム総合研究所の研究員、宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)が、動画でチャート分析を行います。FX初心者の方にも分かりやすいよう、予想の値動きを示し、FX為替予想を行います。

動画配信期間:2022/12/9~
💬宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい):Twitter
https://twitter.com/gaitamesk_ueha

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宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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