目次
▼ドル/円の見通し
▼ドル/円の予想 まとめ
▼ドル/円見通し動画
ドル/円の見通し
本日のドル円のトレード方針をお伝えした後に詳細を見ていきたいと思います。
早速ですが、こちらドル円の60分足です。先週金曜日(11/18)の値動きを振り返りますと、139.80円レベルで下げ止まると見ていたんですが、結局139.60円台まで下落しています。ただ、その後はこの抵抗線をしっかり上抜けると、先ほど140.50円付近まで上昇しています。
チャート形状から見ても高値を切り上げていますし、移動平均線も3本とも上向きで短期線がサポートになっていますので、基本的には底堅い中で上値を模索する展開になると思います。その中で注目点は、やはり先週と同じくですね140.70円台です。ここをしっかり上抜けるのか、それとも反転するのかが本日のポイントです。
この140.70円台は、先週何度も上値トライしたのですが何度も打ち返されている状態ですので、今週に入ってしっかり上抜けてくるのが注目点です。ただ週後半に関しては日本やアメリカで祝日があり、祝日が入るとなかなか動きも出づらいということになるので、今日明日でこの水準を上抜けできるかが1つのポイントになってくると見ています。
ただし、上抜くことができずに反転した場合に関して、140円ちょうど付近が一時サポートになると見ています。ここで下抜けた場合は昨日の先週金曜日と同じように139.60円台まで下げる可能性があります。
とはいえ、基本的には底堅さがあるんではないかと見ているので押し目買いが有意になると見ています。今やや押し戻されているというのは、この直近高値140.50円付近が抵抗になっているためですので、下げが一巡して再度反発してくる場面があれば、そこは押し目買いのポイントになると見ています。
なお、140円を下抜けた場合は139.60円付近まで再び下押す可能性があります。下抜け後に切り返しても140円が抵抗となって再び下落するようならば、売ってよいかと。
ただ、この139.60円付近まで下がるもこの水準がサポートとなって上昇するようならば、ここはもう節目買いのポイントと見ています。
まとめです。基本的には押し目を狙う方針ですが、140円を下抜けた場合、そして下押しの戻りで140円が抵抗に変化して再び下落した場合は、短期的な売り狙いもよいかと思っています。
ドル/円の予想 まとめ
方向感はないとはいえ、底堅い推移をみて、140.70円を巡る攻防の行方に注目です。また、140円ちょうど付近では底堅さがみられるため、同水準で切り返すようなら買いのエントリーポイントになるでしょう。ただし、140円を割り込んだ後に同水準を回復できずに再び下げる場合は、下値余地拡大と見て売りでのエントリーも一案です。
ドル/円見通し動画
番組紹介
外為どっとコム総合研究所の研究員、宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)が、動画でチャート分析を行います。FX初心者の方にも分かりやすいよう、予想の値動きを示し、FX為替予想を行います。
動画配信期間:2022/11/21~
💬宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい):Twitter
https://twitter.com/gaitamesk_ueha
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宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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