ドル円 米PPI受け急落からレンジ相場へ
今週初めのドル円は、先週後半に米消費者物価指数(CPI)の結果を受けて急落した流れからやや反発し、1ドル=139円台を回復してスタートしました。
14日(月)はアメリカの中央銀行にあたるFRBの高官による発言を受けて売り買いが交錯し、不安定な相場となりました。
その後15日(火)夕方にかけて140円を挟んだ水準で推移していましたが、同日夜に発表された米10月卸売物価指数(PPI)の鈍化を受けてドル売り円買いの流れが強まり、ドル円は一時およそ2ヶ月半ぶりの安値となる137.67円台まで急落しました。しかしドル売りが一巡するとドルを買い戻す動きが優勢となり、すぐに139円台を回復するなど、荒い値動きとなりました。
16日(水)から17日(木)にかけてはほぼ139円台で方向感のない動きが続いた後、17日(木)夕方頃からドル買いが強まり、アメリカの指標発表などを背景に同日深夜にかけて140円台まで上昇しました。
今週は米10月卸売物価指数(PPI)や要人発言などを受けて変動する場面がありながらも、米消費者物価指数(CPI)を受けて大きく動いた先週と比べると値幅の小さい一週間となりました。
来週にアメリカの感謝祭休暇を控えてしばし様子見ムードが広がる中、今後は12月の米FOMCに向けて、アメリカのインフレ収束を示す新たな材料が出てくるかどうかに注目が集まりそうです。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。