2022年11月17日
【ドル/円】：上下の抵抗を抜けきれない可能性。
ドル/円は、陽線引けとなり続落を食い止めていますが、日足の上値抵抗を上抜けられずに押し戻されており、下値リスクを残した状態です。138.90-00，138.60-70にやや強い下値抵抗が出来ていますが、138.50以下で終えた場合は新たな下落リスクが点灯します。逆に、140.50-60の抵抗をクリアして終えれば下値リスクがやや後退、141.60-70の抵抗を実体ベースで上抜けて終えれば、一段の上昇に繋がり易くなります。 ドル買いは139.00-10で押し目買い。損切りは138.40で撤退です。ドル売りは損切りが付いたので1日様子見です。 日足の上値抵抗は140.00-10，140.50-60，141.60-70に、下値抵抗は138.90-00，138.60-70，138.00-10，137.10-20にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は前日足から下寄りのスタートとなりましたが、寄付き安値の陽線で切り返しています。下値を切り上げる流れを維持していますが、147円台に実体を戻すまでは上値余地も拡がり難いでしょう。買いは144.10-20の押し目待ちとします。損切りは143.40で撤退です。売りは様子見か146.30-40まで引きつけて軽く売り向かい。損切りは146.80で一旦撤退です。上値抵抗は145.30-40，145.80-90，146.30-40に、下値抵抗は144.10-20，143.60-70，143.00-10にあります。全て下抜けた場合は下値リスクが点灯します。
【ユーロ/ドル】：押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは小幅続伸となりましたが、前日の高値を上抜けておらず、上昇余力の強いものではありません。1.0430-40の上値抵抗にもぶつかっているので、今日の買いは1.0310-20の押し目待ちとします。損切りは1.0270で浅めに一旦撤退するか、深い場合は下値リスクが点灯する1.0240に置く必要があります。売りは1日様子見です。上値抵抗は1.0420-30，1.0470-80，1.0510-20に、下値抵抗は1.0340-50，1.0310-20，1.0280-90にあります。1.0250以下で終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
