ドル円147円付近 今週は米CPIと中間選挙に注目
週明け7日朝のドル円は1ドル=147円台を回復してスタートし、17時時点で147円付近で推移しています。
先週後半、ドル円は米FOMC後の会見や米雇用統計の結果を受けて乱高下しましたが、7日朝は先週末を上回る水準で推移しています。
先週の米FOMCでは4回連続で0.75%という大幅な利上げが決定されましたが、声明文に「金融政策がインフレ等に影響を与えるまでには時間差があることを考慮する」という文言が加えられたことなどから、今後の利上げのペースは鈍化するとの見方も出ました。
また4日に発表された米雇用統計では、非農業部門雇用者数は予想を上回ったものの失業率は上昇しており強弱入り交じる結果となり、一時的にドルが上昇しましたが、その後ドル売りに転じ落ち着きのない展開となりました。
市場ではFOMCで利上げペースの減速が示唆されたとの受け止め方もある一方、インフレの緩和が示されない限り利上げは今後も続き、長期化するとの見方も根強く、今週発表される米消費者物価指数(CPI)などの重要指標や、8日に行われるアメリカ中間選挙の投開票の結果が市場に与える影響に注目が集まっています。
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