ドル円147円台 米ISM製造業景況指数に要注目
31日の円相場は、アメリカの長期金利の上昇や実需筋によるドル買いを背景に一時148.80円台まで円安が進みました。注目度の高い米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見ムードが広がっており、1日の仲値の時間にかけて148円台後半で横ばいとなっていましたが、午後に入ると米10年債利回りの低下に伴い16時台には一時147.50円台まで円高が進む場面もありました。重要イベントを前に先の読めない展開となっています。1日は23時に米国の 10月ISM製造業景況指数が発表されます。 この指標は全米供給管理協会(ISM)がアメリカ国内の製造業の仕入れ担当役員にアンケート調査を行って景況感を調査したもので、50%を超えれば景気拡大、下回れば景気後退を示唆するとされます。
市場予想は50.0%となっており、結果がこれを上回ればさらなる日米の金利差が意識されて円安が進む可能性があります。逆に下回った場合は、景気悪化への懸念からアメリカで12月以降の利上げのペースが減速するとの見方が強まり、円高方向の動きとなることが予想されます。
アメリカの中央銀行にあたるFRBは1日から2日間の日程で金融政策決定会合(FOMC)を開き、今後の金融政策などについて議論します。記録的なインフレを抑え込むため、これまでFRBは3回連続で0.75%という異例の大幅な利上げを行っており、会合後の会見で今後の金融政策についてどのような方針が示されるのかという点に大きな注目が集まっています。
為替介入実績発表 効果は?今後の変動は?
31日夜、財務省が10月期の為替介入実績を発表しました。9月29日から10月27日の為替介入額は6兆3499億円で、過去最大規模であったことがわかりました。介入には円安の進行を遅らせる一定の効果があったという評価がある一方で、規模の割に円の押し上げ効果は薄かったとする見方もあります。また、今回のような円買い・ドル売り介入を行うには外貨準備高として保有されるドル資金が原資として必要で、介入には限りがあります。
今後は介入への警戒感から一定の水準でドル円の上値が抑えられることが予想されるものの、円安の主要因である日米の金利差が縮小しない限り今後も円が売られやすい状況は続くとの見方が強く、引き続き変動に警戒が必要となりそうです。
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