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FX「日銀介入と中銀副総裁の利上げ減速発言で下落」メキシコペソ見通し


総括

FX「日銀介入と中銀副総裁の利上げ減速発言で下落」メキシコペソ見通し

予想レンジ 7.1-7.6

 (ポイント)
*日銀介入や中銀副総裁発言でペソ下落も、ファンダメンタルズは強い
*エスキベル中銀副総裁が利上げ減速論を展開
*10月前半の消費者物価は、前年同期比8.53%
*経済指標は強く、貿易収支は改善
*10月31日には3Q・GDP、次回政策金利決定は11月11日
*今年はUSMCAの通貨が強い
*ペソを支えるもの、高金利、郷里送金、直接投資
*世界銀行は今年の成長率を1.8%と予測、6月の見通しから0.1%引き上げ
*米国向け自動車輸出はメキシコが日本を抜いてトップに
*米独中がメキシコとの経済関係を強めている
*2QのGDP改定値は前期比0.9%増
*大統領の支持率は61%と高い
*ムーディーズは格下げ、S&Pは見通し引き上げ

(円買い介入でペソ円が下落)
10月21日に高値7.578をつけた後、日銀の円買い介入が入り、一時7.255まで下落した。介入が止まると買いも入り7.4台まで回復した。現在7.37。メキシコのファンダメタルズや需給が大きく変わったわけではなく、日銀介入での円高の影響による下落であった。

(エスキベル中銀副総裁が再びの利上げ減速論を展開)
エスキベル中銀副総裁は理事は10月25日、再び経済は低迷が続いており、政策金利を「過度に」制限的な水準まで引き上げるべきではないと述べた。また金融引き締めは政策金利が10-10.25%の水準で終了する可能性があると述べた。利上げのピークとなる「ターミナルレート」への到達時期の見通しは示さなかったが、「その水準について考え始めることは重要だ」と指摘。「来年のインフレ率は5%前後と予想されており、10-10.25%という金利は、私が十分に高く、制約的だと考える実質金利の水準に匹敵する」と語った。
 中銀は2021年6月から利上げを開始し、現在の政策金利は過去最高の9.25%。
ターミナルレート到達後については「いつまでその水準を続けるかを議論する必要があり、2023年に観測されるインフレ率の推移を見なければならないだろう」と付け加えた。

エスキベル副総裁は高インフレによる行き過ぎた利上げに警戒感を示し、「われわれがやってはいけないことは、金融政策のスタンスを過度に制限的な水準にすることだ。メキシコ経済は弱く、もろい」と述べた。
また「政策金利はすでに制約的な水準だが、FRBは明らかにそうではない」と述べ、メキシコ中銀がFRBの利上げにぴったりと歩調を合わせる必要はないとの認識を示した。

(10月前半の消費者物価)
 10月前半の消費者物価は、前年同期と比べて8.53%上昇。食料品を中心に物価が上昇した。市場では中銀が11月に開く次回の金融政策決定会合で大幅な利上げを続けるという見方が広がっている。10月前半は食料品と飲み物、たばこの価格が前年同期と比べて13.87%上がった。野菜と果物の価格は同14.4%上昇した。農作物とエネルギー価格を除くコアインフレ率は8.39%だった。

(政策金利予想)
11月の次回の会合でも中銀が0.75%の利上げを決めるという予想が多いが12月の会合では中銀が利上げペースを緩やかにするという見方が出ている。

(経済指標は強い。貿易収支は改善)
8月経済活動指数(前年比)5.5%増(7月は1.3%増)
9月失業率3.3%(8月は3.5%)
9月貿易収支8.95億ドルの赤字 (8月は54.98億ドルの赤字)

10月31日には3Q・GDP、11月上旬には10月企業信頼感、製造業PMI、消費者信頼感、消費者物価の発表がある。次回政策金利決定は11月11日。

テクニカル分析

年初来高値更新後、日銀介入で下落

日足、10月21日に7.578円の年初来高値をつけた後、日銀の円買い介入もあり一時ボリバン中位を下抜く。7.255まで下落。9月28日-10月27日の上昇ラインがサポート。10月26日-27日の下降ラインが上値抵抗。5日線下向き、20日線上向き。
 週足、10月17日週の長い上ヒゲを受けて今週はじり安。10月3日週-10日週の上昇ラインを下抜く。8月29日週-9月26日週の上昇ラインがサポート。10月17日週-24日週の下降ラインが上値抵抗。5週線、20週線上向き。
 月足、8月から毎月年初来高値を更新している。6月-7月の下降ラインを上抜く。8月-9月の上昇ラインがサポート。ボリバン2σ上限。ただ上ヒゲがやや長くなってきた。
 年足、2021年は陽転。20年-21年の下降ラインが上値抵抗だが上抜く。20年-21年の上昇ラインがサポート。



VAMOS MEXICO

農産物輸出額が過去最高

 肉、果物、野菜、ビール、テキーラなどの食品と飲料は、2022年1-8月で340億ドルを超える輸出収入をもたらし過去最高を記録した。
 1-8月の農産品および農産品の輸出額は341.2億ドルで、昨年の同時期と比較して15.5% 増加。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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