この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を3分でわかりやすく解説する番組です。
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ドル円、上目線継続 消費者心理、改善傾向-米国10月消費者信頼感指数
動画要旨
【米国10月消費者信頼感指数】
この指数は、民間調査会社コンファレンス・ボードが現在の景気や6ヵ月先の景気見通しについての、アンケート調査をまとめたもので、個人消費の先行指標として着目されます。 足もとでは力強い持ち直し基調が示されていますが、ガソリン価格の下落一服で消費者マインドがどのような結果になるのか注目されます。
【米国10月消費者信頼感指数を見る上でのポイントは3つ】
1つ目は、9月の消費者マインドは8月の103.6から108.0へ大幅に改善しました。3月に利上げを開始して以降の4月の108.6に迫りました。しかも、期待指数は80.3と利上げ前の水準へ戻すなど、消費者の楽観的な見方が強まりつつあります。
2つ目は、改善の要因はガソリン価格の下落と所得拡大への期待が大きな要因です。全国平均のガソリン価格は各月の最終週分を掲載していますが、これで見ると、9月はガソリン価格が3.71ドルまで下落しました。また、6カ月先の所得増加を期待する消費者の割合も18.4へ拡大しています。こうした要因が消費者マインドの改善につながっているようです。
しかし、10月に入り、レギュラーガソリンの全国平均価格が直近で3.87ドルまで戻したため、これが家計をひっ迫させているのか注目されます。
3つ目は、住宅購入のマインドです。住宅ローン金利は14年ぶりの高水準へ上昇する中で、購入意欲の低下が進んだのかどうか着目されます。
【結果とドル/円の反応】
米国10月消費者信頼感指数
TEAMハロンズとしては、ガソリン価格の持ち直しや住宅ローン金利の上昇から、消費者マインドの改善は一服しそうですが、全体的な消費の底堅さは維持されるとの見方から、②をメインシナリオと考えています。
※この文章は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
本日のYoutube配信URL(21:00開始)
円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X(Twitter)アカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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