目次
▼ドル/円の見通し
▼ドル/円の予想 まとめ
▼ドル/円見通し動画
ドル/円の見通し
本日は、実際のチャートでご覧いただきたいと思います 先週金曜日そして今日、円買い介入が入ったのではないかという動きになっています。先週金曜日、1990年7月以来の151.94円前後まで上昇したんですが、その後に円買い介入が入ったのではないかという動きが出ています。一時146円台まで下落。そこから買い戻しが入りました。
今朝オープンから約1時間後、前週終値より約1.5円上昇して149.50円付近まで上昇した後に一時145.50円付近まで急落しています。市場では、これは円買い介入ではないか捉えられています。ただ神田財務官はその介入に関してもコメントしないということを言っているので、断定的な判断はできないんですけども。これだけ大きく急落したということは、(円買い介入の)可能性はあるかなというふうに思っています。
これだけ動きが荒い中でどのようなトレードをしていくかですけど、今現時点で149円という水準で、上値が重くなってきているというところが見受けられます。実際に先ほど介入と思しき動きが入ったのが149.50円付近ですので、この149円台になるとまだ介入警戒の思惑があっての動きになっているのかと思っています。
ただ、このドル/円に関しては底堅さも継続していますので、動きが出にくい展開が続きそうだとも思っています。
本日のポイントは149.50円付近であり、ここまで上昇して上抜けるのか、それとも反転してしまうのか、そこがポイントかなと。上抜けるか反転かですね。でもし上抜けた場合は、これも欧米市場とか、ある程度もみ合ってなかなか動きが出ない状況で時間が経ってそして上抜いてくれば再び上昇する可能性もありますので、その時は状況次第で買ってもいいのかなと。買ってもいいんですが、介入っていう懸念がまた出てくるので、当然損切りは必須で買っていく考え方です。
で、あと一つの考え方はこの149.50円付近で反落すると、売ってもいい展開になりそうだなと思っています。繰り返しになりますが、底堅さがありますので、ある程度利食いのポイントは見極めて取引をする必要があると思っています。
したがって、本日はこの149円~149.50円が1つの抵抗ゾーンとして注目されるポイントと思ってますので、上下どちらに突破するかを見極めて取引を行っていきましょう。
ドル/円の予想 まとめ
円買い介入と思しき動きで急落するも、下値では底堅さを見せています。そうした中、149.00円~149.50円レベルの抵抗ゾーンを突破できるか、それとも反落するかに注目です。もっとも、直近では神経質な相場展開が続いており、想定外の動きに備えるためにも損切りレベルはエントリー前に決めておきましょう。
ドル/円見通し動画
番組紹介
外為どっとコム総合研究所の研究員、宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)が、動画でチャート分析を行います。FX初心者の方にも分かりやすいよう、予想の値動きを示し、FX為替予想を行います。
動画配信期間:2022/10/24~
💬宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい):Twitter
https://twitter.com/gaitamesk_ueha
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宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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