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FX/為替3分早わかり「11月ドル円、堅調!米バイデン氏離れ加速-2022年11月8日 米国中間選挙」2022年10月18日配信

この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を3分でわかりやすく解説する番組です。
平日21:00よりTEAMハロンズLIVE番組【実践リアルトレード】を配信しています。テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せしています。チャットでお受けしたご質問もお答えします。
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11月ドル円、堅調!米バイデン氏離れ加速-2022年11月8日 米国中間選挙

動画要旨

【米国2022年中間選挙】

11月8日に、アメリカで中間選挙が実施されます。現職大統領にとっての中間評価とも呼べる選挙で、ここでの結果は、残り2年の政権運営に影響を与えるため、大統領にとっては落とせぬ戦いです。特に、支持率低下に悩むバイデン大統領にとっては、そうした思いは取り分け強いと感じます。

【米国2022年中間選挙を見る上でのポイントは5つ】

米国2022年中間選挙のポイント1

1つ目は、上院にこだわる理由です。これは、上院が連邦最高裁判事など重要ポストの承認権を持っているからです。社会保障、移民制度といった日常生活に影響を及ぼす判決や、温暖化ガス排出規制の一部制限など、政策に大きな影響を与える判断を下す可能性があるからです。

2つ目は、バイデン大統領の誤算。1人当たり最大1400ドル、約21万円の生活支援、5年で1兆ドルのインフラ投資法の成立、失業率3.5%へ低下など実績があるにもかかわらず、苦戦しています。

理由は、インフレ抑制失敗、犯罪と移民の問題と見られています。FRBは大幅な利上げを実施していますが、インフレ鈍化はゆっくりとしたペースです。また、犯罪や移民問題など分断化解消も遅れています。

今回、上院では35議席が改選されますが、非改選も合わせると、民主党は46議席、共和党は47議席をほぼ確保している模様で、残り7議席の行方が注目されています。ただ、7議席は激戦で、民主党が敗北し政府と議会のねじれが生じる危険は十分にあります。

米国2022年中間選挙のポイント2

3つ目は、上院・下院とも共和党支配となった場合、どのような影響があるのでしょうか。それは、ウクライナへの支援縮小、経済援助の縮小などにより戦況悪化を懸念する声や、予算縮小を巡る混乱で、政府機関閉鎖の事態を招く危険などがあります。つなぎ予算については12 月 16 日で効力を失います。

上院は民主党、下院は共和党、ないしは、上下両院とも共和党、またはこれらの逆の状態と、いずれにしても、ねじれ状態となれば、政策立案に時間がかかると見られ、経済が停滞する危険があります。

4つ目は、当面ドル高のトレンド継続も。ねじれが起これば、先行きに対する不透明感が強まり、米経済の失速を通じていずれドル高修正局面を迎えそうですが、目先はそうでもないかもしれません。

理由は、インフレ抑制のためにドル高が有利であるほか、ウクライナへの支援縮小から、戦況悪化で地政学的リスクの回避に伴うドル買いニーズもありそうで、極端にドルへの信認が低下することにはなりづらそうです。もし、ドル安があるとするならFRBの利上げサイクル一巡時期とも重なりそうな、年明け以降ごろではないでしょうか。

米国10月NY連銀製造業景気指数のポイント1

5つ目は、過去の事例でもドル高傾向。1992年以降の7回の中間選挙が行われたうち、6回、上院では勢力が変わっています。チャートは、これらの年の10月1日から12月31日までのドル円の日足チャートを並べており、中間選挙が行われた11月は、6回の内、5回、ドル円相場は上昇傾向が見られ、平均の値幅は3.04円でした。

【まとめ】

中長期的なドル円の見通しは上下どちらも想定されますが、中間選挙にてねじれ状態になると、ドル円は、短期的な上昇バイアスがかかりやすいと見られます。あくまでも、過去の事例で、大幅な利上げから、かなりドル高が進んでいる今回も、そうなるかは分かりませんが、11月中はドル円の底堅い展開を期待しても良いのかもしれません。
※この文章は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

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Teamハロンズ
円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X(Twitter)アカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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