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FX/為替3分早わかり「ドル円短期調整、受注見通しは低下傾向-米国10月NY連銀製造業景気指数」2022年10月17日

この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を3分でわかりやすく解説する番組です。
平日21:00よりTEAMハロンズLIVE番組【実践リアルトレード】を配信しています。テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せしています。チャットでお受けしたご質問もお答えします。
お時間がありましたら、ぜひご参加ください!!
最新LIVE配信ページや過去動画はコチラからご覧いただけます。

ドル円短期調整、受注見通しは低下傾向-米国10月NY連銀製造業景気指数

動画要旨

【米国10月NY連銀製造業景気指数】

10月17日、21時30分に米国で10月NY連銀製造業景気指数が発表されます。この指標は、NY州の約200の製造業者を対象にした調査で、ゼロを境目にしてプラスは景気拡大、マイナスは景気縮小と判断します。

また、製造業分野の景況感はほかにも、フィラデルフィア連銀製造業景気指数、製造業PMI、ISM製造業景況指数などありますが、いち早く発表されて速報性が高いため、市場の注目度は高いです。

【米国10月NY連銀製造業景気指数を見る上でのポイントは4つ】

米国10月NY連銀製造業景気指数のポイント1

1つ目は、製造業は低迷期。9月は-1.5と8月の-31.3から大きく改善しましたが、新規受注の鈍化や出荷遅延が見られるほか、受注残についての見通しも悪化しており、製造業の低迷期が意識されます。

2つ目は、インフレ傾向は緩和。入荷や出荷価格は減速しインフレ圧力は後退しています。先行きについても、価格低下を見込んでおり、モノからサービスへ消費活動が移る中で、モノへのインフレ圧力は低下しているようです。

3つ目は、雇用も低迷。現状判断は横ばいですが、見通しは低下傾向が続いています。新規受注の見通しが低下する中、企業側も採用を絞っている様子がうかがえます。

4つ目は、ブレはあるもののトレンドは一致。単月の結果はブレが大きいほか、他の製造業景気指数との食い違いも目立ちますが、俯瞰(ふかん)してみれば、他の製造業景気指数とそろって低下トレンドとなっています。

【結果とドル/円の反応】

米国10月NY連銀製造業景気指数

米国10月NY連銀製造業景気指数の結果と反応
TEAMハロンズとしては、価格が下がり消費者はモノを購入しやすくなりつつあるものの、価格はまだ高水準なほか、モノへの消費意欲が減速していることを踏まえて、③をメインシナリオと考えています。
※この文章は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

本日のYoutube配信URL(21:00開始)

Teamハロンズ
円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X(Twitter)アカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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