2022年10月14日
【ドル/円】:押し目買い方針継続。
ドル/円は7手連続陽線引けとなり、トレンドは非常に強い状態を保っています。また、昨日の値動きの中で147.66の高値から146.50近辺までの下押しを済ませてガス抜きした状態にあり、再度147.60超えをトライする動きが強まると見られます。一方で、上昇開始から9週間が経過しており、目先天井が近い可能性も高いことから、買いは利食いを着実に。145.00を割り込んで終えた場合は調整下げ局面入りの可能性が高くなります。 ドル買いは147.00-10で押し目買い。下値余地を146.70近辺まで見て置く必要があります。損切りは146.40で一旦撤退です。ドル売りは損切りが付いたので様子見です。 日足の上値抵抗は147.60-70,148.10-20,148.50-60に下値抵抗は146.90-00,146.50-60,145.90-00にあります。
【ユーロ/円】:上値トライの動きが継続。
ユーロ/円は続伸。144.00-10の上値抵抗を上抜けきれていませんが、9/12に付けた145.64を基点とする短期的なレジスタンスラインからは頭一つ上抜けた位置で終えており、短期トレンドが“ユーロやや強気”に変化しています。ユーロの押し目買い方針に転換します。買いは143.30-40の押し目を軽く拾って142.70で一旦撤退するか、143.10-20の押し目をゆっくり待つ方針で。この場合の損切りは142.30で撤退です。ユーロ売りは損切りが付いたので様子見です。上値抵抗は144.00-10,144.50-60,145.10-20に、下値抵抗は143.10-20,142.70-80,142.00-10にあります。142.00以下で終えた場合は再び下値リスクが点灯します。
【ユーロ/ドル】:下値余地が限られる展開。トレンドは“弱気”
ユーロ/ドルはタクリ足の陽線引けとなり、下値トライに失敗した形で終えています。0.9800-10の抵抗を上抜けきれておらず、トレンドは弱いままですが、0.96台にやや強い下値抵抗が出来ており、0.9650以下の突っ込み売りにも注意が必要です。買いは様子見です。売りは0.9820-30で戻り売り。損切りは0.9870で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻しますが、1.0050超えで終えるまでは下値リスクを残します。上値抵抗は0.9800-10,0.9830-40,0.9860-70に、下値抵抗は0.9690-00,0.9650-60,0.9580-90にあります。
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