2022年10月5日
【ドル/円】:上値トライに失敗。上値の重い展開。
ドル/円はこのラリー(8/2の130.41を基点)では初めての2手連続陰線引けとなりました。個々の足は下げエネルギーの強いものではなく、トレンドも強い状態を保っていますが、144.80-90の抵抗を実体ベースで上抜けられない日々が続いており、下値リスクにもそろそろ警戒が必要でしょう。日足の下値抵抗が143.00-10にありますが、割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯します。逆に144.80-90の抵抗をクリアして145.00超えで終えれば、揉み合いを上抜けた勢いで146円超えトライの動きが強まり易くなります。 ドル買いは1日様子見か143.30-40まで引きつけて。損切りは下値リスクが点灯する142.80で撤退です。トレンドの変化が認められないので売りは様子見です。 日足の上値抵抗は144.80-90,145.70-80,146.20-30に下値抵抗は143.30-40,143.00-10,142.00-10にあります。
【ユーロ/円】:押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は高値圏で引ける陽線引けとなり、短期トレンドは“やや強気”の状態を維持しています。144.20-30に強い抵抗がありますが、上抜けて越週した場合は一段の上昇に繋がり易くなります。買いは143.00-10の押し目待ちとします。損切りは142.20で撤退です。売りは様子見か、144.20-30で軽く売って144.60で浅めに撤退です。上値抵抗は144.00-10,144.20-30,145.10-20に、下値抵抗は143.50-60,143.00-10,142.80-90,142.30-40にあります。142.00以下で終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。
【ユーロ/ドル】:押し目買い方針変わらず。強い上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは続伸。下値を切り上げる流れを維持していますが、上値を切り下げる流れからも上抜けておらず、1.0020-30の抵抗を上抜けて終えるまでは下な値リスクにも注意が必要です。買いは0.9910-20の押し目待ちとします。損切りは0.9840で撤退です。売りは様子見か1.0020-30で戻り売り。損切りは1.0070で撤退です。上値抵抗は0.9990-00,1.0020-30,1.0060-70に、下値抵抗は0.9910-20,0.9850-60,0.9830-40にあります。0.9750以下で終えた場合は下値リスクが点灯します。逆に1.0020-30の抵抗を上抜けて終えれば下値リスクがやや後退、1.0120-30の抵抗を上抜けて終えれば短期トレンドが“やや強気”に変化します。
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