2022年9月20日
【ドル/円】:上下の抵抗を抜けきれず。一方向へ抜け出す可能性にも注意。
ドル/円は直近の日足が小陽線で続落を食い止めており、上値トライの可能性に繋げています。下値を急角度で切り上げる流れを維持していますが、今日の日足の下値抵抗が142.60-70まで上がっており、142.50以下で終えた場合は8/3に付けた130.41を基点として下値を切り上げて来た短期的なサポートラインを下抜けて、下値リスクが高くなるので注意が必要です。逆に144.90-00の抵抗をクリアして145.00超えで終えれば新たな上昇エネルギーを得て一段のドル上昇に繋がり易くなります。 ドル買いは142.80-90で押し目買い。損切りは下値リスクが点灯する142.40で撤退です。ドル売りは様子見か144.70-80まで引きつけて、損切りは145.10で撤退です。 日足の上値抵抗は143.50-60,144.00-10,144.50-60,144.90-00に、下値抵抗は142.60-70,141.70-80,141.00-10にあります。
【ユーロ/円】:上値余地を探る動き。上値抵抗に注意。
ユーロ/円は昨日のアジア市場で前日足から若干下寄りのスタートとなりましたが、下値を攻めきれずに小陽線で終えています。単体では上昇エネルギーの強いものではありませんが、144.50-60の抵抗を実体ベースで上抜けて終えれば、下値リスクが後退して145円超えトライの動きが強まり易くなります。逆に142.50以下で終えた場合は日足の形状が悪化して下値余地が拡がり易くなります。買いは142.70-80の押し目待ちとします。損切りは142.40で浅めに撤退です。売りは144.10-20で戻り売り。損切りは144.60で撤退です。上値抵抗は144.10-20,144.50-60,145.20-30に、下値抵抗は143.00-10,142.70-80、142.50-60,141.60-70,139.90-00にあります。
【ユーロ/ドル】:上値余地が限られる可能性。
ユーロ/ドルは1.00台を回復して引けており、上値トライの可能性に繋げていますが、上昇エネルギーの強いものではないことや、1.02台乗せに失敗した流れにあるので、下値リスクにより警戒が必要です。買いは様子見か0.9960-70まで引きつけて。損切りは0.9940で浅めに撤退です。売りは1.0040-50で戻り売り。損切りは1.0080で一旦撤退です。上値抵抗は1.0040-50,1.0090-00,1.0120-30に、下値抵抗は0.9980-90,0.9960-70,0.9910-20にあります。短期トレンドは1.0160-70の抵抗をクリアすれば下値リスクがやや後退、1.0200超えで終えれば“ユーロ強気”に変化します。
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