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FX「景気減速も中銀は手綱緩めず。8円台は維持」南アランド見通し

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総括

FX「景気減速も中銀は手綱緩めず。8円台は維持」南アランド見通し

「通貨6位、株価6位」
「予想レンジ 南アランド8.0-8.5」

(ポイント)
*8円前半での揉み合いが続く
*貿易黒字は維持
*2Q経常収支は8期ぶりの赤字
*2Q・GDPは減速
*PMI、消費者信頼感悪化
*中銀は手綱緩めず、次回政策金利決定は9月22日
*政情不安2つ(大統領と財務相)
*7月消費者物価は前年比 7.8%上昇
*2Q失業率は33.9%
*OECDは南アの今年の成長率を1.8%、来年は1.3%と予想
*石炭が見直され輸出商品へ
*燃料価格下落の兆し
*悪材料多いが貿易黒字でランドを支える
*悪材料とは電力不足問題、大統領脱税疑惑
*ロシア産原油の輸入を計画している
*アフリカ開銀はアフリカ大陸でのスタグフレーションを示唆

(12通貨中では6位)
 しぶとく8円台を維持している。12通貨中では6位。資源国通貨の強みはあるが、産油国でないので原油高には弱い。中国貿易依存度が高いので中国景気減速には弱い。

(2Q・GDP減速)
 2Q・GDPは、前期比で0.7%減少した。前年同期比では0.2%増加した。クワズール・ナタール州の洪水と長引く停電が経済活動に大きな打撃を与えた。また燃料や肥料などの投入コストの上昇があった。製造業は前期比5.9%減、貿易・ケータリング・宿泊業は1.5%減、農業・林業・漁業は7.7%減となった。鉱業・採石業は3.5%縮小した。

(PMI、消費者信頼感悪化)
 S&Pの8月民間部門PMIは5.17と前月の52.7から低下し、3カ月ぶりの低水準となった。コスト圧力が依然として高く、一部企業で顧客が世界的な成長懸念から支出を抑えたことが指数の低下につながった。3Q消費者信頼感指数は2Qのマイナス20からマイナス25へ悪化した。金利上昇によるものだ。

(2Q経常収支は8期ぶりの赤字)
2Q経常収支は870億ランドの赤字、8期ぶりの赤字となった。GDP 比で見ると、経常収支は1Qの 2.4%の黒字から、2Qには1.3%の赤字に転じた。

(中銀は手綱緩めず)
 金融政策ではクガニャゴ中銀総裁は、過去13年間で最も速いペースで進行しているインフレのピークを迎えるのは時期尚早だと述べた。
「インフレが抑制され、インフレ目標範囲の中間点である望ましい方向に下降軌道に乗っていると感じられるまで」、銀行はインフレの芽を摘むために必要なことは何でもしなければならないと述べた。インフレ率は7月に7.8%に加速している。目標の3-6%から乖離している。

テクニカル分析(ランド/円)

一時ボリバン2σ上限を上抜き雲の上に上昇も維持できず

日足、雲中。一時ボリバン2σ上限を上抜き雲の上に。9月5日-9日の上昇ラインがサポート。9月8日-9日の下降ラインが上値抵抗。5日線上向き、20日線下向き。
週足、ボリバン中位超える。8月22日週-9月5日週の上昇ラインがサポート。6月6日週-9月5日週の下降ラインが上値抵抗。5週線上向き、20週線横ばい。
月足、6月の長い上ヒゲで7月は陰線。8月、9月は小反発。6月-8月の下降ラインを上抜く。3月-8月の上昇ラインがサポート。
年足、21年はかろうじて陽線。22年もここまで陽線。18年-21年の下降ラインを上抜く。20年-21年の上昇ラインがサポート。



喜望峰

トマ・ピケティ: 極端な不平等を是正するには、富の直接分配が必要

 フランスの経済学者トマ・ピケティ氏は、南アの極度の不平等問題は、より直接的な富の再分配の努力なしに解決することは難しいとした。
ピケティ氏は、1994 年以降の大規模な再分配の取り組みにもかかわらず、南アの不平等問題は沈静化の兆しをほとんど見せていないと述べた。2022 年世界不平等報告書によると、南アフリカの不平等は 20 世紀から 21 世紀にかけて極端であった。
 この期間、上位 10%の所得者は国の富の50%から65% を保有していたが、人口の下位 50%が国民所得の5%から10%を超えて獲得したことはない。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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