2022年9月2日
【ドル/円】:ドルの押し目買い方針継続。
ドル/円は、東京市場(9:00am)で、前日足から上寄りのスタートとなり、そのまま高値圏で引ける陽線引けとなりました。この足が139.60-70の抵抗を実体ベースで上抜けており、新たな上昇トレンド入りの可能性が点灯しています。上昇が急となっていますが、短期トレンドが強い状態にあるので押し目買い方針継続です。139.70超えで越週した場合は来週も一段のドル上昇に繋がり易くなります。 今日は米8月の雇用統計の発表があり、(日本時間21:30)これを前に大きく動き難い展開が予想されます。市場予想は失業率3.5%、非農業部門雇用者数(NFP)+30万人です。 ドル買いは139.50-60で押し目買い。急落した場合の下値余地を139.00近辺まで見て置く必要があります。損切りは138.70で撤退です。売りは様子見です。 可能性が低いと見ますが、日足が138.00以下で終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻して、135~136円ゾーンの足元を固め直す動きが強まり易くなります。 日足の上値抵抗は140.40-50,141.30-40,142.30-40に、下値抵抗は139.50-60,139.00-10,138.70-80にあります。
【ユーロ/円】:押し目買い方針継続。
ユーロ/円は小反落。下げエネルギーの強いものではなく、下値を切り上げる流れを守っています。買いは139.00-10で押し目買い。損切りは138.30で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は139.70-80,140.00~140.20,140.50-60,140.90-00に、下値抵抗は139.00-10,138.60-70,138.30-40,138.00-10にあります。全て下抜けて終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。
【ユーロ/ドル】:戻り売り方針継続。強い下値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは陰線引けとなり、下値リスクの高い状態に変わりありません。0.9910-20にやや強い下値抵抗が出来ており、このレベルの売りも慎重に。買いは1日様子見か、0.9910-20で軽く試し買い程度に。損切りは0.9880で浅めに撤退です。売りは0.9970-80で戻り売り。損切りは1.0020で撤退です。上値抵抗は0.9970-80,1.0010-20,1.0040-50に、下値抵抗は0.9910-20,0.9860-70,0.9810-20にあります。短期トレンドは1.0150超えで終えれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、1.0260-70の抵抗を上抜けて越週するまでは下値リスクを残します。
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