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ドル/円:上値余地を探る動き。138.50超えの越週で一段の上昇へ。135円割れで終えた場合は下値リスクが点灯。


ドル/円:上値余地を探る動き。138.50超えの越週で一段の上昇へ。135円割れで終えた場合は下値リスクが点灯。

日足は陽線を繋げて下値を急角度切り上げている。この間に135.00-10にあった強い抵抗しっかりと上抜けており、新たな上昇エネルギーが生じたが、一方で、137.10-20、137.40-50,138.00-10,138.50-60に強い上値抵抗が散在しており、ここからの上値追いは上下動を繰り返す可能性が高いと見られる。週初の飛びつき買いにも注意を要しよう。日足は強い状態を維持しており、上値トライの動きが強まると見られるが、週足ベースで見た強い抵抗が138円台にあり、これにぶつかる可能性にも注意する必要がある。日足の上値抵抗は前述の通り。下値抵抗は136.10-20,135.80-90,135.40-50,135.00-10にある。135.00を割り込んで終えた場合は、“ニュートラル”な状態に変化、134.50以下で終えた場合は短期トレンドが変化して133~134円台の足元を固め直す動きが強まり易くなる。さらに132円割れを見た場合は“ドル弱気”に変化して130円割れをトライする動きへ。逆に138.50超えで終えた場合は、“ドル強気”の流れに戻して139~140円トライへ。21日、120日、200日移動平均線は134.53,129.91,123.79に位置しており、短・中期トレンドをサポート中。 一方直近の週足は高値圏で引ける大陽線で終えている。135.00~135.20にあった週足の上値抵抗を素通りしていることや、この陽線が7/14に付けた139.39を基点とする短期的なレジスタンスラインを若干上抜けており、上値余地が拡がる可能性が点灯している。しかし、3月に付けた114.65を基点とするサポートラインからは横に外れた位置で推移しており、この週足の上値抵抗が138.20-30に控えていることから、これを上抜けきれない可能性にも注意する必要がある。一方下値も、135.90-00,135.00-10,133.20-30に週足ベースで見た強い下値抵抗が出来ており、これらを全て下抜けて越週しない限り、下値余地も拡がり難い。135.80以下で越週した場合は先週の大陽線が“ダマシ”となった可能性が点灯、135.00を割り込んで越週した場合は、短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して再度133~134円台の足元を固め直す動きが強まり易くなる。さらに133.20以下で終えた場合は、短期トレンドが“ドル弱気”に変化、値動きの中で132.00割れを見た場合は新たな下げエネルギーを得て一段のドル下落に繋がり易くなる。 今週の戦略は、ドル買いは135.90-00の押し目待ち。損切りは短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻す134.90に置く必要がある。ドル売りは137.00-10で軽く試し売り程度に。損切りは137.30で浅めに撤退。トレンドがまだ強い状態にあるので浅い利食いも着実に。 上値は、137.10-20にやや強い抵抗が出来ているが、これをクリアした場合は137.40-50,137.70-80,138.00-10,138.20-30,138.50-60にある一段と強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。138.50超えで終えた場合は新たな上昇エネルギーを得て一段のドル上昇へ。この上の抵抗は139.00-10,139.30-40,139.90-00,140.20-30。下値は、136.50-60に軽い抵抗が、136.20-30,135.80-90にやや強い抵抗が出来ており、下値余地が限られる展開となろうが、135.30-40,135.00-10の抵抗を全て切り崩して135円割れで終えた場合は“ニュートラル”な状態に変化する。この場合でも133円を割り込んで越週するか、値動きの中で132.00割れを見ない限り、短期トレンドは大きく変化しない。

ドル/円【日足】期間:2021/12/16~2022/08/19(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)


 
ドル/円【週足】期間:2019/07/05~2022/08/19(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)


 

ユーロ/円:上値余地を探る動きが継続。急伸にも繋がり難い。但し、140円台で終えれば一段の上昇へ。135円割れで終えた場合は下値リスクが点灯。

直近の日足は小陽線で続落を食い止めているが、単体では上昇エネルギーの強いものではない。一方で、下値も135~136円台にやや強い下値抵抗が散在しており、急反落にも繋がり難い形となっている。直近の陽線が138円台乗せに失敗しており、この反動で小反落の可能性があるが、136.60-70,136.10-20,135.50-60,135.10-20にやや強い抵抗が出来ており、下値余地も限られる展開が予想される。短期トレンドは“ユーロやや強気”の流れにあるが、140円台に実体を乗せて終えるまでは下値リスクを残した状態にある。また、135円を割り込んで終えた場合は短期トレンドが“ユーロ弱気”に変化して下値リスクが点灯、133円割れで終えた場合は新たな下げエネルギーを得て一段のユーロ下落に繋がり易くなる。日足の上値抵抗は138.00-10,139.00-10,139.60-70に、下値抵抗は前述の通り。21日移動平均線は137.16にあり若干上抜けているが“ダマシ”の範囲内にある。120日、200日線は137.10と134.09に位置しており、短・中期トレンドをサポート中。但し、133円割れで終えた場合は、トレンドの変化に要注意。 一方直近の週足は下ヒゲが長く実体の小さい“タクリ足”の陽線引けとなった。下値トライに失敗した形で終えており、この反動で上値トライの動きが強まると見られるが、上値を切り下げる流れからは上抜けていないので、買いも慎重に。また、週足の下値抵抗が133.10-20にあるが、これを下抜けて越週した場合は、短期トレンドが変化して一段のユーロ下落に繋がり易くなる。逆に、139.60-70,140.10-20に週足ベースで見た強い上値抵抗が控えているが、140.20超えで越週した場合は、“ユーロ強気”に変化して上値余地が拡がり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は138.00-10、139.00-10と前述の139.60-70,140.10-20に、下値抵抗は136.60-70,136.10-20,134.80-90にある。31週、62週移動平均線は135.46と132.75に位置しており、中期トレンドをサポート中だが、133円割れで終えた場合は、短・中期トレンドの変化に要注意。 今週の戦略は、ユーロ買いは136.10-20の押し目待ち。損切りは135.40で一旦撤退。ユーロ売りは今週いっぱい様子見か139.60-70の吹き値があれば売り向かい。損切りは140.20で撤退としたい。 上値は137.90-00に軽い抵抗が、138.00-10にやや強い抵抗が出来ているが、全てクリアした場合は138.30-40,138.90-00,139.30-40,139.60-70にある強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。さらに140円台を回復して終えれば新たな上昇エネルギーを得て一段の上昇に繋がり易くなる。下値は、137.00-10,136.60-70,136.10-20,135.50-60,135.10-20にやや強い抵抗が出来ているが、135円割れで終えた場合は短期トレンドが変化して、133~134円台の足元を固め直す動きへ。さらに133円を割り込んで終えた場合や、値動きの中で132円割れを見た場合は“ユーロ弱気”に変化して130円方向への一段の下落に繋がり易くなる。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2022/02/01~2022/08/19(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】


 

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