2022年8月9日
【ドル/円】:下値余地が限られる展開。押し目買い方針継続。
ドル/円は実体が小さく上下にヒゲのある陰線引けとなりました。上下の攻めに失敗した形ですが、前日の大陽線の影響を受けており、下値余地が限られ易い状態です。今年3月に付けた114.65を基点とするサポートラインからは下抜けた位置で推移していることから、上値余地を試した後の反落の可能性にも注意する必要がありますが、日足が137.50超えで終えれば下値リスクが後退します。 ドル買いは134.60-70の押し目を拾って134.20で浅めに一旦撤退するか、134.00-10の押し目待ちとします。この場合の損切りは下値リスクが点灯する133.40で撤退です。 日足の上値抵抗は135.50-60,136.30-40,137.00-10に、下値抵抗は134.60-70,133.90-00,133.50-60にあります。
【ユーロ/円】:上値余地を探る動きが継続中。
ユーロ/円は小幅続伸となり5手連続陽線引けとなりました。下値を着実に切り上げており、押し目買い方針継続としますが、141円台で終えるまでは下値リスクにも注意が必要です。買いは136.80-90の押し目待ちとします。損切りは136.20で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は138.00-10,138.50-60,139.10-20に、下値抵抗は、136.80-90,136.00±10銭、135.50-60にあります。全て下抜けて終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクがやや高くなります。
【ユーロ/ドル】:上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは小陽線で終え続落を食い止めていますが、上昇エネルギーの強いものではありません。狭いレンジ内での揉み合い商状が続いていますが、そろそろ一方向へ抜け出す可能性にも注意が必要でしょう。買いは1.0130-40での押し目待ちとします。損切りは1.0080で撤退です。売りは1日様子見か1.0230-40で戻り売り。損切りは1.0290で撤退です。上値抵抗は1.0230-40,1.0270-80,1.0310-20に、下値抵抗は1.0160-70,1.0130-40,1.0080-90にあります。全て下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯、1.0000割れで終えた場合は“弱気”の流れに戻します。
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