2022年8月1日
【ドル/円】:ドル弱気。戻り売り方針で。
ドル/円は2手連続陰線引けとなり、上値を急角度で切り下げています。2手前の大陰線が3/4に付けた114.65を基点として下値を切り上げて来たサポートラインから下抜けた位置で終えており、短期トレンドが変化しています。週足も同様で下値を急角度で切り上げて来た流れに変化が生じています。一方で、中・長期トレンドが強い状態にあるので、ここからは上下動を繰り返す可能性も高いと見られます。但し、131.50割れを見た場合は130.00前後まで一段のドル下落に繋がり易くなります。逆に135円台を回復すれば“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクが軽減されますが、138円台に戻して引けるまでは“ドル強気”に変化しません。 短期トレンドが変化して日が浅いことから、今週いっぱいは大きな戻りも難しいと見られ、ドルの戻り売り方針が有効と見ています。 ドル買いは様子見です。ドル売りは134.00-10の戻りを待って売り狙い。上値余地を134.40近辺まで見て置く必要があります。損切りは134.60で撤退です。 日足の上値抵抗は134.10-20,134.40-50,134.70-80に、下値抵抗は、132.70-80,132.40-50,131.80-90にあります。
【ユーロ/円】:ユーロ弱気。戻り売り方針継続。
ユーロ/円は続落。直近の陰線の下ヒゲがやや長く、下げ渋りの形となっていますが、日足、週足ともに形状が悪化しており、戻り売り方針継続です。買いは様子見です。売りは136.90-00で戻り売り。上値余地を137.30近辺まで見て置く必要があります。損切りは浅い場合で137.60,深い場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻す138.10に置く必要があります。上値抵抗は136.90-00に軽い抵抗が、137.10-20,137.30-40,137.50-60,138.00-10に強い抵抗があります。下値抵抗は135.90-00,135.60-70,134.80-90にあります。
【ユーロ/ドル】:上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは実体が小さい陽線引けとなり、上値余地を探る動きが継続中です。実体ベースで1.0220~1.0240ゾーンの抵抗を上抜けていませんが、下値抵抗も切り崩せておらず、突っ込み売りに注意が必要です。買いは1.0170-80で押し目買い。損切りは1.0140で撤退です。売りは1日様子見です。上値抵抗は1.0240-50,1.0290-00,1.0310-20に、下値抵抗は1.0170-80,1.0120-30,1.0080-90にあります。
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