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FX「ジリ安で5位へ後退。来週は政策金利決定」南アランド見通し

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総括

FX「ジリ安で5位へ後退。来週は政策金利決定」南アランド見通し

通貨5位、株価4位
予想レンジ 南アランド7.8-8.3                                           

(ポイント)
*通貨番付は4位から5位へ落ちる
*来週は消費者物価と政策金利決定
*計画停電の拡大あり
*経済指標が悪化
*ゼネストが8月に計画されている
*ラマポーザ大統領の強盗事件に関わる疑惑あり
*5月消費者物価は6.5%とインタゲを上抜く
*ロシア産原油の輸入を計画している
*貿易・経常収支は黒字が継続
*上海経済再開もランドを支えた
*失業率は35%と高い
*アフリカ開銀はアフリカ大陸でのスタグフレーションを示唆

(ジリ安推移続く)
ジリ安推移続く。日足ではボリバン2σ下限に沿って下落し雲の下へ落ちる。指標悪化、停電、大統領の脱税疑惑に続き全国的ストライキが始まりランド売りに繋がっている。経済指標は2Q消費者信頼指数やアブサの6月製造業PMIは悪化したが、S&Pの6月民間部門PMIは52.5で、前月の50.7から上昇し13カ月ぶりの高水準となった。ただ物価上昇で多くの企業で顧客需要が減少しており、物価高騰がなければ、景況感はより大きく回復していた可能性がある。供給不足もサプライチェーンの回復を遅らせている。

(来週の政策金利は)
 今週は5月小売売上、来週は6月消費者物価、政策金利決定がある。現在消費者物価が(5月6.5%)インフレターゲットを上回っており、政策金利は0.5%引き上げて5.25%となる予想が多い。

(ストライキ)
エスコムのストライキは合意に至ったが悪質なストライキのために保守作業が延期され、システムの復旧に時間がかかるようだ。計画停電が続く。
 また南ア労働組合連盟(Saftu)は、国内での高い生活費に抗議するために、8月の全国ストライキに着手する計画を確認した。Saftuは、政府が貧しい人々を保護できなかったことに反対するために、すべての加盟組合を動員することに着手し、数十万人がデモに参加すると予想されている。経済活動の停滞となってしまう。

(大統領の脱税疑惑の調査とANC総裁選挙)
 大統領の脱税疑惑の調査(前回参照願度)は、12月のANC総裁選への前哨戦にも思える

テクニカル分析(ランド/円)

続落、雲の下へ、ボリバン2σ下限へ

日足、ボリバン2σ下限に沿って下落、雲の下へ。7月5日-8日の下降ラインが上値抵抗。5月12日-7月8日の上昇ラインがサポート。5日線、20日線下向く。
週足、6月6日週の長い上ヒゲが効いて下落。5月9日週-7月4日週の上昇ラインがサポート。6月27日週-7月4日週の下降ラインが上値抵抗。5週線下向く、20週線上向き。
月足、6月は上昇スタートも長い上ヒゲで7月の下落に繋がる。1月-3月の上昇ラインがサポート。
年足、21年はかろうじて陽線。22年も陽線スタート。18年-21年の下降ラインを上抜く。20年-21年の上昇ラインがサポート。



喜望峰

新型コロナ関連規制を完全撤廃、初のサル痘ウイルス感染者を確認

 ファーラ保健相は、新型コロナウイルスに関わる規制を全て撤廃すると発表した。今回の決定により、屋内や公共交通機関でのマスク着用は不要になり、集会の人数制限なども撤廃された。さらに、南ア入国時に必要だった陰性証明書またはワクチン接種証明書の提示も不要になった。
 6月末現在の新規感染者数の1週間平均は700人程度だ。6月に入って南アでは新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着いたが、世界ではサル痘の感染が懸念され始めている。そうした中、南アでも6月23日に初めてサル痘感染者が報告された。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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