2022年7月8日
【ドル/円】:上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ドル/円は値幅の小さい陽線で終えています。135.50-60の下値抵抗には跳ね返されましたが、強い上昇エネルギーも感じられないので大幅続伸にも繋がり難いと見られます。 今日は米雇用統計の発表(日本時間午後9:30)があり、日中は様子見となりそうです。 市場予想は失業率:3.6%、非農業部門就業者数:+26万人です。 136.60-70の抵抗を上抜けて終えた場合は“ドル強気”の流れに戻して一段のドル上昇へ。逆に、134.70以下で終えた場合は下値リスクがやや高くなります。さらに134円割れで終えた場合は一段のドル下落に要注意。 ドル買いは135.30-40の押し目待ちとします。下値余地を135.10近辺まで見て置く必要があります。損切りは134.60で撤退です。売りは1日様子見か136.30-40まで引きつけて。損切りは136.70で撤退です。
【ユーロ/円】:戻り売り方針継続。
ユーロ/円は小幅続落。前日の足が下値トライに失敗しており、突っ込み売りにも注意が必要ですが、短期トレンドが弱いので戻り売り方針継続です。買いは様子見です。売りは138.80-90で戻り売り。損切りは139.60で撤退です。上値抵抗は138.80-90,139.30-40,139.70-80に、下値抵抗は137.80-90,137.30-40,136.90-00にあります。136.50以下から厚くなる下値抵抗にも注意が必要です。短期トレンドは140円台を回復して引けない限り変化しません。また、この場合でも142円台に実体を戻すまでは下値リスクを残します。
【ユーロ/ドル】:戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは小幅続落となりました。下げ余力の強いものではなく、小反発の可能性がありますが、トレンドが弱いので買いは引き続き様子見です。売りは1.0200-10で戻り売り。損切りは1.0260で撤退です。上値抵抗は1.0200-10,1.0250-60,1.0290-00に、下値抵抗は1.0150-60,1.0110-20にあります。短期トレンドは1.0350超えに値を戻せば“ニュートラル”な状態に変化しますが、1.0430超えで越週するまでは下値リスクを残します。
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