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FX「焦点は7月15日の2Q・GDP、人民元はドル後追いで堅調」人民元見通し

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総括

FX「焦点は7月15日の2Q・GDP、人民元はドル後追いで堅調」人民元見通し

(通貨6位(6位)、株価5位(13位))
予想レンジ 人民元/円 19.9-20.4

(ポイント)
*焦点は7月15日の2Q・GDP
*ゼロコロナ解除もぶり返しもあり
*米中会談続く。財務長官、外相
*経済指標は好調
*中国の格付け「A+/A-1」で据え置き
*21年は経常黒字41兆円、貿易黒字80兆円でも人民元は安定の国
*ゼロコロナ政策が解除され経済は回復方向へ
*ロシア産原油を大量購入
*金融政策は穏健
*物価は日本同様落ち着いている
*世界はQUADやIPEFで中国を切り離す
*米銀が2022年の成長見通しを下方修正 中国は5.5%目標堅持


(経済指標が改善)
S&Pは、中国の今年の成長率見通しを4.2%から3.3%に引き下げた。ゼロコロナが想定以上に経済成長の打撃になったとみた。ただ実際の経済指標は力強い。6月の製造業PMIは51.7と前月の48.1から上昇し、1年1カ月ぶりの高水準となった。景況改善・悪化の分岐点となる50を4カ月ぶりに上回った。非製造業、総合PMI、財新の製造業PMIも50超えとなった。最近の小売売上、鉱工業生産、貿易収支も回復している。
 ただゼロコロナ解除後も感染者が出てロックダウンがあり、昨日は株が急落した。

(次の注目点)
注目は7月15日の2Q・GDPの発表となる。意外と景気減速が浅いとなれば人民元に資金が集まるだろう。ただもちろん通貨バスケット制度をとっているので急騰はなく米ドルとは乖離せずに動くいていく。

(中国に経済的利益=ウクライナ紛争)
 さてNATOは名指しで中国への警戒感を示した。中国も反発している。ただ中国は、ロシアのように暴力に訴えることはなく、経済関係も維持していくだろう。ロシアの困難から、ロシア製品を安価に輸入したり、米国からの関税減免計画もあり、漁夫の利的な流れもある。

(米大統領、対中関税巡る選択肢なお検討中=ホワイトハウス) 
米通商代表部(USTR)には関税維持を求める業界からの要請が400件以上提出されており、バイデン氏の大統領の決定を複雑にしている。
米労働総同盟産別会議など24の労働組合を代表する委員会は、通商法「301条」に基づきトランプ前大統領が発動した中国製品約3700億ドル相当を対象にした関税全てを維持するよう要請した。
政権内ではインフレ対策としての関税引き下げが数週間にわたって検討されてきたが、ホワイトハウスのジャンピエール報道官は、バイデン大統領のチームは依然さまざまな戦略を検討しているところだと説明。

テクニカル分析(人民元/円)

ドル相場に追随。団子天井的

日足、20円前半で山なり。7月4日-5日の上昇ラインを下に切る。7月1日-6日の上昇ラインがサポート。7月5日-6日の下降ラインが上値抵抗だが上抜くか。5日線下向き、20日線上向き。
 週足、4週連続陽線の後は20円前半で揉みあう。ここ2週は若干上ヒゲが長い。5月23日週-30日週の上昇ラインがサポート。
 月足、4月上ヒゲで5月下落、5月下ヒゲで6月大陽線。7月は陰線スタート。5月-6月の上昇ラインがサポート。5月-6月の下降ラインが上値抵抗。雲の上。2σ上限。
年足、21年は大陽線。20年-21年の上昇ラインがサポート。15年-21年の下降ラインを上抜いて22年スタート、ここまで陽線。 

 



チーファンラマ

米英仏大使がウクライナ侵攻非難、中国国内で異例のフォーラム

 米英仏の駐中国大使は7月4日、清華大学主催の「世界平和フォーラム」に出席し、ロシアのウクライナ侵攻を批判した。ロシアの行動を非難していない中国でこうした公開フォーラムが開かれるのは異例だ。
米国のバーンズ大使は、ロシアのウクライナに対する戦争は「世界秩序に対する最大の脅威」と指摘。米英仏の大使はロシアがウクライナに対して違法な侵略を行ったと批判した。
英国のウィルソン大使は、外交官や中国人学生、学者らの聴衆に対し、「ロシアが思い通りにやれば、世界は無政府状態になる」と指摘。フランスのビリ大使は、この戦争は国際秩序のあらゆる創設の原則に反していると述べた。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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