2022年6月17日
【ドル/円】：調整下げ局面入り。下値抵抗にも注意。
ドル/円は大陰線の出現となり、この足が短期トレンドに変化を生じさせています。但し、調整下げの範囲内にあるので、突っ込み売りにも注意が必要です。短期トレンドは133.50超えで終えれば“ニュートラル”に変化、134円台に乗せて終えれば下値リスクが後退、135円台に実体を戻せば“ドル強気”の流れに戻します。 また、調整下げに留まるなら130円を割り込まない可能性が高くなりますが、129円を割り込んで終えた場合は、調整下げに留まらず一段の下落リスクが点灯します。 ドル買いは損切りが付いたので様子見に転じます。或いは130.00-10の押し目があれば買い狙い。損切りは129.40で撤退です。ドル売りは132.70-80で戻り売り。損切りは“ニュートラル”に戻す133.60で撤退です。 日足の上値抵抗は132.70-80，133.10-20、133.50-60に、下値抵抗は131.00-10，130.50-60，130.00±10銭にあります。
【ユーロ/円】：下値抵抗に注意。140円台で終えれば下値リスクが後退。
ユーロ/円は“タクリ足の陰線”引けとなり、下値トライに失敗した形で終えていますが、調整下げが一巡したと認められないので、買いは様子見です。売りは139.80-90で売り向かい。損切りは140.50で撤退です。損切りが付かない場合でも140.20超えで終えた場合は、調整下げが一巡した可能性が点灯するので、売りは一旦撤退して様子見です。上値抵抗は139.80-90，140.30-40，141.00-10に、下値抵抗は139.30-40，139.00-10，138.60-70，138.00-10にあります。調整下げに留まるなら138円を割り込まない可能性も高いと見ます。
【ユーロ/ドル】：底打ち、反転の動き。
ユーロ/ドルは陽線引けとなり上値トライの可能性に繋げています。上値を切り下げる流れからは上抜けていませんが、値動きの中で1.0600超えを見ており、6/15に付けた1.0359で底打ち、反転の流れに入った可能性が生じています。1.0750超えで終えるまでは上値余地も拡がり難く、買いも慎重に。買いは1.0500-10で押し目買い。急落した場合の下値余地を1.0450近辺まで見て置く必要があります。損切りは1.0440で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.0570-80，1.0600-10，1.0630-40に、下値抵抗は1.0500-10，1.0450-60，1.0380-90にあります。
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