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FX/為替「市場が最も望んでいた米利上げスピードの緩和観測は高まらず」米国雇用統計のふりかえり 2022年6月号 By 外為どっとコム総研

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執筆日時:2022年06月06日12時00分
執筆者  :株式会社外為どっとコム総合研究所 小野 直人

ドル/円チャート 15分足
※チャート:ドル/円-15分足 外為どっとコム「ネオチャート

米雇用統計のふりかえり

6月3日、米労働省が発表した5月非農業部門雇用者数(NFP)は市場予想の32.5万人増に対して39.0万人増でした。また、同失業率は予想の3.5%に対して3.6%、同平均時給は前月比+0.4%のところ+0.3%となりました。雇用者数の増加ペースはしっかりしていて、雇用市場の底堅さを示唆する結果と受け止められました。しかし、強弱が混在しているほか、市場が最も望んでいた米利上げスピードの緩和観測は高まらず、逆に9月FOMCでも50bpの利上げ実施の可能性を高める結果になり、全体的な評価は見解が分かれました。

結果を受けたドル/円は、130.100円付近から130.649円まで急伸。その後、もみ合いを挟みながらもNYタイム昼に130.981円まで上伸しました。そのほかでは、米10年債利回りは一時2.98%まで上昇した一方、株式は積極的な引き締めへの警戒心が重荷になり、ダウ工業株30種平均は348.58ドル安い32899.70ドルへ下落しました。

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 米雇用統計の予想と戦略(先行記事へのリンク)

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