2022年5月20日
【ドル/円】:上値の重い展開続く。下げ渋りの可能性。
ドル/円は実体が小さく上下にヒゲのある陰線で終えています。上値トライに失敗した影響がより強いものですが、127.00-10の下値抵抗にも跳ね返されており、127円台前半からの突っ込み売りにも注意が必要です。 短期トレンドは129.50超えで終えれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、130.50超えで終えるまでは“強気”に変化しません。 ドル買いは様子見か127.10-20で軽く買って126.80で浅めに撤退です。ドル売りは128.30-40の戻り待ちとします。損切りは129.10で撤退です。 日足の上値抵抗は128.30-40,128.90-00,129.40-50に、下値抵抗は127.40-50,127.00-10,126.20-30にあります。全て下抜けて終えた場合は一段の下落リスクが生じます。
【ユーロ/円】:下値リスクに引き続き注意。強い下値抵抗にも注意。
ユーロ/円は寄付き安値の陽線で続落を食い止めています。134.00-10の下値抵抗にも跳ね返されており、上値トライの動きが期待できますが、上値を切り下げる流れにあるので、下値リスクにより警戒が必要です。買いは様子見です。売りは135.40-50で戻り売り。上値余地を135.80近辺まで見て置く必要があります。損切りは136.10で撤退です。上値抵抗は135.40-50,135.80-90,136.40-50に、下値抵抗は134.50-60,134.00-10,133.20-30にあります。132.40以下で終えた場合は一段の下落リスクが点灯します。短期トレンドは136円台を回復すれば“ニュートラル”な状態に戻します。さらに、137円超えで終えれば“強気”に戻して一段の上昇へ。
【ユーロ/ドル】:押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。日足、週足ともに形状が改善していますが、上値を切り下げる流れからは上抜けきれておらず、上値抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要です。買いは1.0520-30の押し目待ちとします。損切りは1.0480で撤退です。売りは様子見か1.0640に損切りを置くなら、1.0610-20の戻りを軽く売り狙い。浅い利食いも着実に。上値抵抗は1.0600-10,1.0620-30,1.0650-60に、下値抵抗は1.0550-60,1.0520-30,1.0490-00にあります。1.0400を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯します。1.0630超えで終えれば来週も上値トライの動きが継続します。但し1.08台はまだ壁となりそうです。
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