米インフレ指標はネガティブサプライズに注意
市場の注目点をおさらい、事前にシミュレーションしてFXトレードの準備を行いましょう。
想定されそうなシナリオをイメージしてリスクを低減!
【米消費者物価指数】
本日は、日本時間21時30分に米4月消費者物価指数(CPI)が発表されます。
市場予想は、総合が前年比8.1%増、前月比0.2%増、コアが前年比6.0%増、前月比0.4%増となっています。中古車価格の下落が
その中でも、市場はコア前月比の結果に着目しています。
何故かと言えば、昨年4月は財政出動などから物価指数が大きく跳ね上がる起点となった月です。そのため、これまでのように前年比の伸びが大きくなりづらい状況下で、米タカ派化が進展するかどうかはを握るのは前月比の動向という解釈です。
【結果への市場の反応は?】
CPIコア・前月比が
(1)+0.6%以上なら、0.7円超上昇
(2)+0.3~+0.5%なら、発表前の水準から上下0.4銭程度で振幅
(3)+0.2%以下なら、0.6円超下落
と考えています。
前述したような理由から、市場は少し落ち着いた結果を予想する向きが多いようですので、思惑と反対方向に強めの結果が出た時の方が値幅が出やすいと考えます。ポジティブサプライズには注意です。
ちなみに、2・3・4月の時は下記の通りでした。
【直近の結果とドル/円の反応】
※直近の結果とドル/円の反応
【ドル/円 4時間足-上 日足-下】
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