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FX「米国雇用統計のふりかえり 2022年5月号」By 外為どっとコム総研

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執筆日時:2022年05月09日14時00分
執筆者  :株式会社外為どっとコム総合研究所 小野 直人

ドル/円チャート※チャート:ドル/円-15分足 外為どっとコム「ネオチャート

米雇用統計のふりかえり

5月6日、米労働省が発表した4月の非農業部門雇用者数(NFP)は市場予想の39.1万人増に対して42.8万人増、同失業率は3.6%と雇用回復ペースの底堅さが示されました。また時間給は0.3%増と、3月の0.5%(0.4%から修正)から低下しましたが、労働参加率も低下したため、改めて雇用主が労働力確保に苦慮している様が明らかとなり、米国の高インフレ状態が定常化しつつある様子がうかがえました。米当局の引き締めスタンスはすぐには緩和しなさそうです。

結果を受けたドル/円は、130.134円付近まで売られたものの、米10年債利回りが一時3.14%台と2018年11月以来約3年半ぶりの高レベルをつけたことに支えられ、130.707円付近まで持ち直しました。一方で、株式市場は下落。米国の積極的な引き締め姿勢に対する懸念が要因となりました。一時520ドル超下げていた、ダウ工業株30種平均は突っ込み気味に下げた反動でプラスサイドを回復する局面はありましたが、結局、98.60ドル安い32899.37ドルで終了しました。

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 米雇用統計の予想と戦略(先行記事へのリンク)

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