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ドル/円:ドル強気を維持。131.50超えで一段の上昇へ。129円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、128.50割れで終えた場合は短期トレンドが変化して一段のドル下落へ。

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ドル/円:ドル強気を維持。131.50超えで一段の上昇へ。129円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、128.50割れで終えた場合は短期トレンドが変化して一段のドル下落へ。

直近の日足は小陽線で終え、小幅続伸となった。上昇エネルギーの強いものではなく、130.80-90の日足の抵抗を上抜けきれていないが、131.00超えで終えれば下値リスクが後退、131.50-60の抵抗をクリアした場合は新たな上昇エネルギーを得て132~133円台をトライする動きが強まり易くなる。逆に、130円割れで終えた場合は再度129円台の足元を固め直す動きへ。129円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、128.50以下で終えた場合は短期トレンドが変化して、ドルの下落余地がさらに拡がり易くなる。但し、この場合でも124~125円ゾーンに強い抵抗が控えており、調整下げに留まるならこれを大きく割り込まない可能性も高いと見られる。日足の上値抵抗は130.80-90,131.40-50,132.50-60,133.10-20に、下値抵抗は129.90-00,129.10-20,128.70-80にある。21日、120日、200日移動平均線は128.00,118.10,115.48に位置しており、短期トレンドは“ドル強気”の流れを変えていない。 一方週足は、9手連続陽線引けとなり、下値を急角度で切り上げる流れを維持している。また、直近の陽線の下ヒゲが長く下値トライに失敗した形となったことから、今週も上値トライの動きが先行しよう。但し、3/4に付けた114.65を基点として急角度で切り上げてきたサポートラインの下値抵抗が130.50-60まで上げてきていることや、急伸を開始して9週間が経過しており、日柄的には一旦押しが入ってもおかしくない時間帯に入っている。130円台を維持出来ずに越週した場合は高値圏での揉み合いか、調整下げ局面に入る可能性が生ずるのでこの場合は、ドル買いは一旦撤退して様子を見た方が良さそうだ。また、日足が128.50以下で終えるか、週足が128.60-70の抵抗を下抜けて越週した場合は調整局面入りの可能性が高くなるので、ドルの一段の下落リスクに要注意。今週の週足ベースで見た上値抵抗は131.40-50,132.50-60,133.50-60に、下値抵抗は130.50-60,128.60-70,127.00-10にある。31週、62週移動平均線は117.20と113.46にあり、中期トレンドも“ドル強気”の流れに変わりない。 今週の戦略は、ドル買いは129.30-40の押し目待ち。損切りは128.50で撤退。日足が128.50以下で終えた場合は短期戦略をドルの戻り売り方針に転換。ドル売りは130.80-90で軽く売り向かい。損切りは131.10で浅めに一旦撤退。131.50超えを見た場合は、ドルの押し目買い方針に転換。 上値は、130.80-90,131.00-10,131.30-40にやや強い抵抗があるが、131.50-60の抵抗をクリアした場合は、新たな上昇エネルギーを得て一段のドル上昇へ。この上の抵抗は、131.90-00,132.30-40,132.50-60,133.10-20,133.50-60。下値は130.10-20,129.90-00,129.70-80,129.30-40,129.00-10,128.70-80にやや強い抵抗が出来ており、急落地合いにも繋がり難いが、全て切り崩して128.50以下で終えた場合は、短期トレンドが変化して、調整下げ局面入りの可能性が高くなる。この場合も中・長期トレンドが強い状態にあるので、上下動を繰り返す展開が予想される。

ドル/円【日足】期間:2021/09/02~2022/05/06(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)


ドル/円【週足】期間:2019/03/22~2022/05/06(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

ユーロ/円:上値余地を探る動き。139.50超えで終えれば一段の上昇へ。136円割れで“ニュートラル”に変化、134.00割れを見た場合は一段の下落へ。

直近の日足は、実体が小さく下ヒゲのやや長い陽線で終えている。下値トライに失敗した形となったことや、下値を切り上げる流れを変えておらず、週初から上値トライの動きが強まろう。138.00-10の日足の抵抗を実体ベースで上抜けきれていないが、超えてくれば139円超えトライへ。さらに、139.50-60の抵抗を実体ベースで上抜けて終えれば、“強気”の流れに戻して140円超えにある上値抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きが強まり易くなる。逆に、週初の上値トライに失敗して136円を割りこんだ場合は“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクが点灯、134.80-90の抵抗を下抜けて終えた場合や値動きの中で134円割れを見た場合は短期トレンドが“弱気”に変化して132円方向への一段の下落に繋がり易くなる。日足の上値抵抗は138.00-10,139.00-10,139.50-60に、下値抵抗は136.90-00,136.00-10,135.30-40にある。21日移動平均線は137.06にあり、短期トレンドをサポート中。また、120日、200日線も131.41,130.90に位置しており、短期トレンドは“ユーロ強気”の流れにある。 一方週足を見ると、前週の大陰線の実体内に値幅の小さい陽線が入り込んだ形で越週している。単体では上昇エネルギーの強いものではなく、また前週の大陰線の影響を受けており、下値リスクを残した状態にある。今週の週足ベースで見た強い上値抵抗が139.20-30にあり、これを実体ベースで上抜けて越週しない限り、週足の形状が改善せず、下値リスクへの警戒も解けない。今週の週足ベースで見た上値抵抗は前述の139.20-30,141.00-10,142.40-50に、下値抵抗は137.00-10,135.30-40,134.00-10にある。31週、62週移動平均線は131.34と130.97に位置しており、中期トレンドも“ユーロ強気”の流れに変わりない。 今週の戦略は、ユーロ買いは136.90-00で押し目買い。下値余地を136.70近辺まで見ておく必要がある。損切りは浅い場合で136.40,深い場合は短期トレンドを“ニュートラル気”な状態に戻す135.90に置く必要がある。ユーロ売りは様子見か、139.00-10まで引き付けて。損切りは139.60で撤退としたい。 上値は、138.00-10,138.50-60,139.00-10,139.50-60に強い抵抗があるが、どこまでクリア出来るかトライする動きが継続しよう。139.60超えで終えた場合は、新たな上昇エネルギーを得て141~142円トライへ。下値は、137.30-40,136.90-00,136.60-70,136.40-50,136.00-10にやや強い抵抗が出来ているが、全て下抜けた場合は、短期トレンドを“ニュートラル”な状態戻して下値リスクがやや高くなる。さらに、135.30-40,134.80-90の抵抗を全て下抜けて終えた場合は、短期トレンドが“ユーロ弱気”に変化して、132~133円ゾーンにある一段と強い抵抗をトライする動きへ。この場合でも130円割れで越週しない限り、調整下げの範囲内となり、また、中期トレンドも“弱気”に変化しない。 (川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2021/10/19~2022/05/06(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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