2022年4月8日
【ドル/円】：上値余地を探る動き。押し目買い方針継続。
ドル/円は小幅続伸となり、下値を切り上げています。単体では上昇エネルギーの強いものではありませんが、123.50-60の軽い抵抗に跳ね返されており、下値トライに失敗した反動で124円台の抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きが強まると見られます。逆に可能性が低いと見ますが、122.00-10の日足、週足の抵抗を下抜けて終えた場合は短期トレンドが変化して、ドルの下落余地がさらに拡がり易くなります。 ドル買いは123.80台の浅い押し目を軽く拾って123.30で撤退です。ドル売りは1日様子見か125.10に損切りを置くなら124.60～125.00ゾーンで軽く試し売り程度に。 日足の上値抵抗は124.30-40，124.60-70，125.00-10に、下値抵抗は123.50-60，122.80-90，122.00-10にあります。
【ユーロ/円】：上値余地が限られる展開続く。
ユーロ/円は寄せ線が3手連続しています。調整下げの範囲内での揉み合いとなっていますが、136.50超えに実体を戻すまでは下値リスクにより警戒が必要です。一方で、週足の下値抵抗が133.00-10，132.50-60に控えており、全て下抜けて終えない限り、調整下げの範囲内となります。133.00以下の突っ込み売りにも注意が必要です。買いは様子見か133.00-10まで引きつけて。損切りは132.40で撤退です。売りは135.80-90まで引きつけて。損切りは136.60で撤退です。上値抵抗は135.10-20に軽い抵抗が、135.40-50，135.80-90，136.40-50に強い抵抗があります。下値抵抗は134.40-50，133.90-00，133.30-40にあります。132.50以下で終えた場合は新たな下落リスクが生じます。
【ユーロ/ドル】：上値の重い展開。
ユーロ/ドルは小幅続落となりました。6手連続陰線引けとなり上値を切り下げていますが、個々の足が下げエネルギーの強いものではないことや、強い下値抵抗ポイントにあるので突っ込み売りにも注意が必要です。但し、1.0800を割り込んで終えるか、値動きの中で1.0750を割り込んだ場合は新たな下落リスクが生じます。下値リスクがより高いので買いは様子見か1.0810-20の押し目があれば試し買い程度に。損切りは1.0780で浅めに撤退です。売りは1.0900-10の戻りを軽く売って1.0930で浅めに撤退するか、1.0940-50の戻り待ちとします。この場合の損切りは1.1010で撤退です。上値抵抗は1.0940-50，1.0960-70，1.0990-00に、下値抵抗は1.0860-70，1.0810-20にあります。短期トレンドは1.11台を回復すれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、1.1220超えで終えない限り“強気”に変化しません。
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