2022年3月31日
【ドル/円】:反発余地を探る動き。上値抵抗に注意。
ドル/円は続落。直近の陰線が下値を急角度で切り上げて来た流れから若干下抜けた位置で終えており、調整下げ余地がもう一段拡がる可能性が生じています。一方で、調整下げの範囲内に留まっていることから、120円割れで終えない限り、突っ込み売りにも注意が必要です。123.60超えで終えれば下値リスクがやや後退、124.00超えで終えれば強気の流れに戻してドルの一段の上昇へ。 ドル買いは損切りが付いたので1日様子見を見るか、120.60-70の押し目があれば買い狙い。損切りは120.20で浅めに撤退です。売りは様子見か122.70-80まで引きつけて。損切りは123.30で撤退するか、深い場合は123.60に置く必要があります。 日足の上値抵抗は122.70-80,123.10-20,123.50-60に、下値抵抗は121.10-20,120.60-70,120.20-30にあります。
【ユーロ/円】:反発余地を探る動き。136.00以下終えた場合は下値リスクが点灯。
ユーロ/円は前日足から大きく上寄りのスタートとなりましたが、これを高値とする陰線引けとなりました。この足の下ヒゲが長く、下値トライに失敗していることや、135.50-60の日足の下値抵抗も守って終えており、上値トライの動きが強まると見られますが、今日の日足の下値抵抗が136.20-30まで上がって来ることから、これを守り切れずに終える可能性にも注意が必要です。買いは様子見です。売りは136.50超えで戻り売り。損切りは137.10で撤退です。上値抵抗は、136.60-70,136.90-00,137.30-40に、下値抵抗は135.00-10,134.20-30,133.10-20にあります。137.00超えで終えれば下値リスクが後退します。
【ユーロ/ドル】:上値余地が限られる可能性。
ユーロ/ドルは続伸。日足の形状は改善していますが、週足の上値抵抗が1.1220-30にあり、これを上抜けて越週するまでは上値余地も拡がり難いでしょう。買いは1.1110-20の押し目を軽く拾って1.1080で浅めに撤退するか、1.1050-60の押し目待ちとします。この場合の損切りは1.1020で撤退です。売りは1.1170-80で戻り売り。損切りは1.1230で撤退です。上値抵抗は1.1170-80,1.1220-30に、下値抵抗は1.1110-20,1.1040-50,1.0990-00にあります。1.0900割れで終えた場合は下値リスクが点灯します。
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