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ドル/円:“ドル強気”、上値余地を探る動き。強い上値抵抗にも注意。

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ドル/円:“ドル強気”、上値余地を探る動き。強い上値抵抗にも注意。

直近の日足は高値引けの陽線となり、この足が116.70-80の抵抗を実体ベースで上抜けており、一段の上昇の可能性が点灯している。但し、足元では3/4に付けた114.65(114.70)から40ポイントの押し目の無いまま、3/11の直近高値117.36(117.30)まで既に260ポイントの上昇を見ており、ドル/円の短時間での一相場(180銭~220銭)を超えている。短時間ではオーバーシュートしている可能性が高く、週初のうちに小反落の可能性が高いと見られる。短期トレンドが強い状態にあるのでドルの押し目買い方針継続とするが、週初の買いは飛びつかず押し目を待って見ても良さそうだ。また、日足が、116.20-30の抵抗を守り切れずに終えた場合は上抜けが“ダマシ”となる可能性が高くなるので注意したい。日足の上値抵抗は117.30-40,117.80-90,118.10-20に、下値抵抗は116.70-80,116.20-30,115.50-60にある。短期トレンドは115円割れで終えない限り変化しない。21日、120日、200日移動平均線は115.42,114.24,112.56に位置しており、短・中期トレンドをサポートしている。 一方週足を見ると、高値引けの陽線で終え、この足が115.60-70の週足の抵抗をしっかり上抜けており、一段の上昇に繋げている。短・中期トレンドともに強い状態を維持しているが、今週の週足ベースで見た上値抵抗が117.30-40にあり、これにぶつかる可能性にも注意が必要なものの、上抜けて越週すればもう一段上値余地が拡がり易くなる。但し、118.00~118.50ゾーンには長期的な上値抵抗が控えており、このレベルを一気に上抜けるのは難しいと見ている。一方で、115.50-60,115.00-10に週足ベースで見た強い抵抗があり、115円を割り込んで越週しない限り短期トレンドは変化しない。可能性が低い状態だが、113.30-40の抵抗を下抜けて越週した場合は短・中期トレンドともに変化して一段のドル下落に繋がり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は117.30-40,118.10-20,118.50-60に、下値抵抗は115.80-90,115.50-60,115.00-10にある。31週、62週移動平均線は、113.24と110.80に位置しており、中期トレンドは“ドル強気”の流れにある。 今週の戦略は、ドル買いは116.90-00で軽く買って116.70で浅めに撤退するか、116.20-30の押し目をゆっくり待つ方針で。この場合の損切りは115.40で一旦撤退。ドル売りは117.20-30で軽く売り向かい。117.60で浅めに撤退。浅い利食いも着実に。 上値は、117.30-40に強い抵抗があるが、クリアして終えれば117.70-80,118.10-20,1118.50-60にある一段と強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、116.90-00に軽い抵抗が、116.70-80,116.20-30,116.00-10、115.70-80、115.50-60に強い抵抗が出来ており、下値余地が限られる展開が予想されるが、115.00-10抵抗を守り切れずに終えた場合は、短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクが点灯、114.50-60の抵抗を下抜けて終えた場合は短期トレンドが“ドル弱気”に変化してドルの下落余地がさらに拡がり易くなる。113.30-40の抵抗を下抜けて越週するか日足が113.00を割り込んで終えた場合は、中期トレンドも変化して112.50-60の抵抗を切り崩しつつ一段のドル下落へ。

 

ドル/円【日足】期間:2021/07/08~2022/03/11(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様) 

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ドル/円【週足】期間:2019/01/25~2022/03/11(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:反発余地を探る動き。中期トレンドが弱く反落にも注意。

直近の日足は十文字の寄せ線に近い形で終えている。寄り付き水準まで押し戻された形となったが、上ヒゲがより長く、上値トライに失敗した影響がより強い形となっている。また、反発に転じても、129.20-30に日足の抵抗が控えており、これを上抜け、さらに130.20超えに実体を乗せて終えるまでは下値リスクにも注意する必要がある。一方、下値も、3/7に付けた124.40で短期的な底を見ていることから、下落に転じても深い押しにもまだ繋がり難く、125円を再び割り込んで終えない限り、突っ込み売りにも注意する必要がある。但し、ユーロが対ドルで1.0800を割り込んで終えた場合は新たな下げトレンド入りの可能性が高くなるので、この場合はユーロ/円も下値リスクが高くなる。日足の上値抵抗は129.20-30,129.90-00,130.10-20に、下値抵抗は127.40-50,127.00-10,126.00-10、125.40-50にある。21日、120日、200日移動平均線は129.91,130.08に位置しており、この下に入り込んでおり、下値リスクがより高い状態にある。 一方直近の週足は、ウクライナ情勢の緊迫化を受けて前週足から下寄りのスタートとなったが、下値を攻め切れずに値幅のやや大きい陽線で切り返している。上値トライの可能性に繋げているが、上値を切り下げる流れからは上抜けていないことや、前週の陰線が下げエネルギーの強いものであることから、これを切り返すほどの上昇にも繋がらない可能性が高い。130円台まで戻して越週した場合は下値リスクが後退して上値余地が拡がり易くなるが、この場合でも133円台に乗せて越週するまでは上値余地も拡がり難い。今週の週足ベースで見た上値抵抗は128.50-60,129.10-30,130.00-10に、下値抵抗は125.40-50,124.90-00にある。124.80以下で越週した場合は再び下値リスクが高くなる。31週、62週移動平均線は129.68と129.85に位置しており、上値を抑え込んだ状態にある。  今週の戦略は、ユーロ買いは127.40-50で軽く押し目買い。損切りは下値リスクが点灯する126.90で撤退。これが付いた場合は125.00-10で再度押し目買い。損切りは124.40で撤退。ユーロ売りは129.20-30まで引きつけて。損切りは129.70で浅めに一旦撤退としたい。  上値は、128.20-30に軽い抵抗が、128.50-60,129.00-10,129.20-30に強い抵抗があるが、129.30超えで終えれば下値リスクがやや後退、129.90-00,130.10-20の抵抗をクリアして130.20超えで終えれば日足、週足ともに形状が改善して上値余地がもう一段拡がり易くなる。この場合でも133円越えで越週しない限り下値リスクを残すことになる。下値は、127.40-50,127.00-10に強い抵抗があるが、全て下抜けた場合は下値リスが点灯して125~126円台の足元を固め直す動きが強まり易くなる。この下の126.50-60,126.00-10,125.50-60,125.20-30に強い抵抗があるが、125円を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが点灯、124.50以下で終えるか、124円割れを見た場合は“ユーロ弱気”の流れに戻して120~121円をトライする動きが強まり易くなる。(川合 美智子)

 

ユーロ/円【日足】期間:2021/08/24~2022/03/11(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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