2022年3月8日
【ドル/円】：押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ドル/円は小陽線で切り返して続落を食い止めていますが、単体では上昇エネルギーの強いものではなく、上値トライに失敗する可能性にも注意が必要です。 短期トレンドはドルやや強気の流れにありますが、114.50以下で終えた場合は下値リスクがやや高くなります。114円割れで終えた場合は短期トレンドの変化に要注意。逆に115.70超えで終えた場合は116.00-10超えにある上値抵抗をトライする動きへ。116.70-80の抵抗を実体ベースで上抜けて終えれば一段のドル上昇に繋がり易くなります。 ドル買いは114.70-80まで引き付けて。損切りは114.30で撤退です。ドル売りは115.40-50で再度戻り売り。損切りは116.10で撤退です。 日足の上値抵抗は115.60-70，116.00-10，116.70-80に、下値抵抗は115.00-10，114.70-80，114.00-10にあります。
【ユーロ/円】：戻り売り方針継続。
ユーロ/円は、東京市場（9：00am）で前日足から大きく下寄りのスタートとなりましたが下値を攻めきれずに実体の小さい陽線引けとなりました。実体ベースでは125.00-10の日足の抵抗を守って終えており、このレベルでの売りも慎重に。トレンドが弱い状態にあるので、買いは様子見です。売りは125.50-60で戻り売り。損切りは126.10で一旦撤退です。上値抵抗は125.50-60．125.90-00，126.50-60に、下値抵抗は124.60-70，124.00-10，123.30-40にあります。短期トレンドは126.50超えに値を戻せば下値リスクが若干後退しますが、中期トレンドが弱く、130.30超えに実体を戻すまでは下値リスクを残します。
【ユーロ/ドル】：戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは東京市場（9：00am）で前日足から大きく下寄りしましたが、結果的には実体が小さい陰線引けとなりました。上値を急角度で切り下げており、下値リスクが高い状態ですが1.0800-10の抵抗を守っており、このレベルでの売りも慎重に。買いは様子見です。売りは1.0920-30まで引きつけて。損切りは1.0980で撤退です。上値抵抗は1.0880-90，1.0920-30，1.0960-70に、下値抵抗は1.0830-40，1.0800-10，1.0780-90にあります。短期トレンドは1.1050超えに値を戻せば“ニュートラル”な状態に変化します。
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