2022年2月25日
【ドル/円】：上値余地を探る動き。
ドル/円は、下ヒゲがやや長いタクリ足の陽線引けとなり、下値トライに失敗した形で終えています。115.60-70の抵抗を上抜けていませんが、114.40-50の下値抵抗に跳ね返された影響がより強く、上値トライの動きが強まると見られます。116.40超えで終えれば一段の上昇へ。逆に、可能性が低いと見ますが、114.40-50の抵抗を下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯、114円割れで終えた場合は短期トレンドが変化して、ドルの下落余地がさらに拡がり易くなります。 ドル買いは115.00-10で押し目買い。損切りは114.40で撤退です。ドル売りは1日様子見か、116.00-10まで引きつけて。損切りは116.50で撤退です。 日足の上値抵抗は116.00-10，116.30-40に、下値抵抗は115.00-10，114.60-70，114.00-10にあります。
【ユーロ/円】：戻り売り方針継続。強い下値抵抗にも注意。
ユーロ/円は実体が小さく、下ヒゲの非常に長い陰線引けとなりました。下値トライに失敗して押し戻されていますが、上値を急角度で切り下げる流れから抜け出しておらず、短期トレンドは弱いままです。一方で129.00以下の強い抵抗を実体ベースでは守っており、突っ込み売りにも引き続き注意が必要でしょう。買いは損切りが付いたので1日様子見か128.50-60で軽く買って127.90で撤退です。損切りが付かない場合でも128.80以下で終えた場合は、週足の形状が悪化するので、買いは撤退して様子を見た方がいいでしょう。売りは129.50-60で戻り売り。損切りは130.10で撤退です。短期トレンドは130円台を回復して終えれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、131.00超えで越週するまでは下値リスクを残します。上値抵抗は129.50-60，129.90-00，130.30-40に、下値抵抗は128.90-00，128.50-60，128.00±10銭にあります。
【ユーロ/ドル】：短期トレンドが変化。
ユーロ/ドル値幅の大きい陰線引けとなり、この足が1.1250割れで終えており、短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻しています。この陰線の下ヒゲがやや長く、下値トライに失敗した形となっていますが、1.1200超えで終えておらず、下値リスクがより高い状態です。1.1100割れを見た場合は、新たな下げトレンド入りの可能性が高くなります。買いは損切りが付いたので様子見か1.1110-20で軽く買って1.1090で浅めに撤退です。売りは1.1230-40で戻り売り。損切りは1.1290で撤退です。上値抵抗は1.1240-50，1.1270-80に、下値抵抗は1.1110-20，1.1080-90にあります。短期トレンドは1.1350超えで終えない限り変化しません。
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