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FX「こじっかり。FRB見つめつつ金融引き締め続く。ウクライナ緊張の影響は少ない」メキシコペソ見通し

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総括

FX「こじっかり。FRB見つめつつ金融引き締め続く。ウクライナ緊張の影響は少ない」メキシコペソ見通し

予想レンジ 5.4-5.9

 (ポイント) 
*南アランドに次いで2位の強さ
*2021年の郷里送金、516億ドルと過去最高額
*空路での外国人旅行者数、前年比77%増
*テルニウムが10億ドルの工場拡張投資
*政策金利は6.0%へ引き上げ。利上げ幅は0.5%
*利上げについては中銀の5人のうち4人が0.5%、1人が0.25%を提案
*成長見通し、大統領5%、IMF2.8%、BOA1.5%といろいろ
*2021年成長率は4.8%
*21年4Qでリセッションへ
*JPモルガンは格下げを示唆
*米国がメキシコを渡航警戒レベルへ
*資源関連産業を政府が独占する法案を大統領が提出
*米エネルギー長官がメキシコ訪問、メキシコの電力市場に対する国家統制を懸念

(通貨は年初来2位の強さ)
1月末は7位であったが今週は南アランドに次いで2位の強さだ。
インフレは7%台と目標の3%の倍以上で金融引き締めをする必要があり、また米国も今後利上げを続ける見込みであり、ある程度、足並みを揃えていく必要がある。
今年は原油始め資源価格が強いこともペソを支えている。
 ウクライナ緊張は地理的にも遠いメキシコへ資金が流れてきたかもしれない。
またボルサ株価指数もそれほど弱くはない。年初来、小幅プラス圏を維持してきたが、昨日はウクライナ緊張の高まりもあり1.8%下落。年初来では1.05%の下落となった。

(2021年の郷里送金、516億ドルと過去最高額)
 2021年の出稼ぎ労働者・移民などによる本国宛て送金(郷里送金)額は515億9,393万8,800ドルで、年間合計額として過去最高を記録した。内訳は、米国からの送金が94.9%で、新型コロナウイルス感染拡大への対策として米国政府が講じた巨額の経済対策が同国で働くメキシコ人移民などを通じてメキシコ経済を下支えしたかたちだ。郷里送金は2014年以降8年連続で増加している。
 2021年の郷里送金額約516億ドルは、2021年を通じてメキシコが輸出した石油・石油関連製品の輸出総額233億4,440万ドルの2.2倍に上る。ロペス・オブラドール大統領は郷里送金の増加について、2021年9月に行った年次教書演説で、現政権の成果として挙げていたが、バセ銀行の経済・金融分析課長のガブリエラ・シラー氏は「郷里送金の増加はどの政権の成果でもない」とした上で、郷里送金の増加傾向は続き、「2022年の送金額は前年の13%増に達する可能性もある」との見通しを示した。

(空路での外国人旅行者数、前年比77%増の1,409万人)
 2021年の空路でのメキシコへの外国人旅行者数が前年比77.6%増の1,409万人だった。メキシコは新型コロナウイルス感染拡大の当初から一貫して門戸を閉ざすことなく、外国人旅行者を受け入れており、旅行者への事前のPCR検査や抗原検査、入国後の隔離措置も行っていない。こうした入国制限がほとんどない同国は、外国人の旅行先として選択されている。

(10億ドルの工場拡張投資で雇用拡大へ)
 ラテンアメリカの大手鉄鋼メーカー「テルニウム」は、ヌエボレオンの工場を拡張するために10億ドルの投資を行う予定であると、ロペスオブラドール大統領が発表した。
 大統領はこのように海外からのメキシコへ投資は伸びており、1月の外国投資に関するデータを注目したいと語った。

テクニカル分析

ボリバン2σ上限から反落

日足、1月下旬のボリバン2σ下限から反発、ボリバン3σ上限に到達。反落してもボリバン中位割らず。2月8日-14日の上昇ラインがサポート。2月16日-17日の下降ラインが上値抵抗。5日線上向き。
 週足、1月17日週-24日週の下降ラインを上抜く。1月31日週-2月4日週の上昇ラインがサポート。1月3日週-2月14日週のラインが上値抵抗。ただ先週、今週は上ヒゲが長い。
 月足、雲に再び突入。ボリバン中位から反発。11月-12月の上昇ラインがサポート。20年2月-22年1月の下降ラインが上値抵抗。
 年足、2021年は陽転。20年-21年の下降ラインが上値抵抗だが上抜く。20年-21年の上昇ラインがサポート。年初から僅かだが陽転。

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VAMOS MEXICO

メキシコ・中国国交樹立50周年

 習主席は「中国とメキシコは共に悠久の文明の歴史を持つ国であり、両国民の友好的交流にも長い歴史がある。国交樹立後の半世紀、特に2013年の包括的な戦略的パートナーシップの構築以来、両国関係は急速に発展した。両国は政治的相互信頼を日増しに深め、各分野の友好的交流・協力を強化している。新型コロナウイルスのパンデミックを前に、中国とメキシコは同舟相救い、互いに見守り助け合い、新型コロナとの闘いにおける国際的な団結の模範となった。中国とメキシコの友好の木にはすでに枝葉が茂り、実り多く、両国民に確かな利益をもたらしている」と指摘。
 ロペスオブラドール大統領は「新型コロナとの闘いにおいて中国側が我々と助け合ったことをメキシコ側は心から感謝しており、いつまでも銘記することだろう。現在、メキシコと中国の包括的な戦略的パートナーシップは時代と共に進み、日増しに強固になり、両国民に幸福をもたらし続けている。双方は地域や多国間のレベルで連携して試練に対処している。メキシコと中国の関係は必ずや長期安定的に発展し、新たな活力を放つものと確信している」とした。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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