2022年2月2日
【ドル/円】：押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ドル/円は小幅続落となりました。114.50-60の抵抗を守っており、これを支えとして反発に転ずる可能性に繋げていますが、115.10-20，115.40-50にやや強い抵抗が出来ており、115.50-60の抵抗を実体ベースで上抜けて来ないと上値余地も拡がり難い状態です。また、114.50割れを見た場合は114.00±10銭近辺まで下値余地がもう一段拡がり易くなります。 トレンドが強い状態を保っており、ドルの押し目買い方針継続とします。買いは114.50-60で軽く買って114.40で浅めに撤退するか、114.00-10の押し目待ちとします。この場合の損切りは113.40で撤退です。ドル売りは様子見か115.40-50まで引き付けて。損切りは115.70で浅めに撤退です。 日足の上値抵抗は115.20-30，115.50-60，116.10-20に、下値抵抗は114.50-60，114.00-10、113.50-60にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動き。戻り売り。
ユーロ/円は十文字の寄せ線に近い形で終えています。下ヒゲがより長く下値トライに失敗した影響がより強いものの、揉み合いの域を抜けておらず、短期トレンドの変化も認められません。一方で128円台の下値抵抗も守っており、突っ込み売りにも注意が必要です。買いは様子見か128.50-60まで引き付けて。損切りは128.20で浅めに撤退です。売りは様子か129.90-00まで引き付けて。損切りは130.60で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻しますが、131.20超えで終えるまでは下値リスクを残します。上値抵抗は129.50-60，129.90-00，130.40-50に、下値抵抗は128.80-90，128.50-60、128.00±10銭にあります。
【ユーロ/ドル】：上値余地を探る動き。戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは3手連続陽線引けとなりました。ECBによる年内の利上げ観測がユーロ買いに繋がっています。1.1150-60にやや強い下値抵抗が出来始めていますが、トレンドの変化が認められないので戻り売り方針継続とします。買いは様子見です。売りは1.1280-90で戻り売り。損切りは1.1320で浅めに撤退するか、深い場合は1.1360で撤退です。上値抵抗は1.1280-90，1.1350-60に、下値抵抗は1.1230-40に軽い抵抗が、1.1180-90，1.1150-60にやや強い抵抗が出来ています。全て下抜けた場合は再び下値リスクが高くなります。短期トレンドは1.1350-60の抵抗を実体ベースで上抜けて終えない限り、変化しません。
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